室内に植物を置くなら土に注意! 観葉植物の土の選び方
室内に観葉植物を置くと、部屋が明るくなり癒されます。
しかし、観葉植物を置くことで心配なのが、虫の発生。部屋の中にコバエやアリなどの虫が増えてしまったら、お気に入りの観葉植物でも室内から出したくなってしまいます。
そこで、観葉植物を部屋に置きたいけれど、虫の発生が心配で躊躇している方にむけて、虫を寄せ付けないための土の選び方と、管理の仕方について紹介いたします。
虫が発生しない土の選び方
殺菌消毒済、熱処理済の土
虫が発生しないための土選び方は、「殺菌消毒済」や「熱処理済」と記載されている土を選ぶことです。殺菌消毒や熱処理がされている土は、土自体に虫がいる可能性がぐっと低くなります。
「室内用の土」、「観葉植物用の土」として売られているものでも、これらの処理がされていないものもあるので、注意しましょう。
化成肥料入り
土の養分として、「腐葉土」「堆肥」「有機肥料」が含まれている土は避けましょう。
外部から虫が寄ってきて繁殖してしまう原因となります。
特に、記載が不明な場合でも、黒っぽい土の場合は腐葉土やピートモスなどが原料にとして入っていることも多いようです。
また「油かす」や「鶏ふん」などの有機肥料も虫の繁殖の原因となるので避けるようにします。肥料が含まれている土なら「化成肥料」が使用されたものを選び、後から肥料を追加する場合も化成肥料を与えるようにしましょう。
ハイドロボール
高温で焼いた粘土を発泡させたハイドロボールやセラミス・グラニューなら、虫の発生の心配はありません。
土に比べて見た目もスッキリとしており、透明なガラス容器に入れて楽しむとインテリアとしてもおしゃれです。人工石なので、無菌で無臭なので清潔ですし、洗って何度も使えるため、室内に向いています。
虫を寄せ付けない管理の仕方
受け皿の水がたまった状態は、虫やカビ招いてしまいます。水が溜まった状態になっていたら捨て、また水のあげ過ぎにも注意しましょう。
また、ジメジメした場所よりも、なるべく日当たりが良く風通しの良い場所に置くことも大切です。
もし虫を発見してしまった際は、増えないうちに殺虫材などで駆除するようにします。水で薄めるタイプや噴射するタイプなどさまざまなものが売られていますので、使いやすいタイプを選び、早めに土に撒くことで大量発生を食い止めることができるでしょう。