扇風機は選び方が大切?! 自分好みの扇風機を見つけよう
夏には家電コーナーではさまざまな種類の扇風機が販売されています。種類が多すぎて、どれを選んだらいいのかわからないと思われる方もいるかもしれません。また、ただ値段の安いものを選んでいる方もいるかもしれません。
しかし扇風機は、どの場所でどういったシーンで使いたいかによって、使いやすさが異なります。
そこで、選び方を間違えないよう、扇風機の種類毎の特徴や性能について、詳しく紹介したいと思います。
扇風機にはどんな種類がある?
扇風機とサーキュレーター
室内の空気を部屋の隅々まで飛ばして循環させるサーキュレーターと異なり、扇風機は周囲に心地よい風を起こし、涼を感じさせるもの。サーキュレーターよりも風量が弱い代わりに、音も静かなので、寝室でも使うことができます。
逆に、リビングなど広い場所でエアコンと併用する場合は、サーキュレーターが便利。
室内全体がエアコンの設定温度になるまでのスピードが速くなるため、エアコンの電気代の節約にもつながり、また、部屋干しの洗濯物を乾かすのにも役立つなど、一年を通して活躍します。
羽根なし扇風機
本体に羽根がないタイプの扇風機は、内部に搭載されたファンが風を発生し、送り出す仕組みのものです。羽根が露出していないため、小さなお子さんによるケガの心配がなく、また、お手入れも簡単です。空気清浄機能を搭載したモデルもあり、すっきりと見た目もおしゃれな印象です。
タワー型扇風機
スリムで縦長の形のタワー型扇風機は、省スペースでの使用や部屋の隅への設置に適しています。オフシーズンの収納スペースも場所を取らないため、一人暮らしなど収納スペースが限られている人にも取り入れやすいでしょう。しかし、吹き出し口が狭く、風向きや高さの調整もし辛く、風量に物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
その他の扇風機
床などに設置スペースが不要なのが壁掛けタイプや天井に設置するファン。室内の上部に設置するため、部屋の空気を効率的に循環できるといったメリットもあります。また、卓上タイプなら棚の上への設置も可能です。さらに充電または乾電池式のハンディータイプや首掛けタイプの小型扇風機なら、外出など自分のいる場所に関わらず、風を得ることができますね。
扇風機の性能の違い
扇風機には、従来の「AC(交流)モーター」と省エネ効果のある「DC(直流)モーター」とがあります。
ACモーターは、構造がシンプルでパワフル、そして丈夫で価格も低めといった特徴があります。いっぽうDCモーターには、省電力で風量調整が細かくできたり、微風運転を行うことができるメリットがあります。強すぎずに柔らかい風を感じることができ、運転音も静かなので、使いやすいと言えるでしょう。
扇風機の種類毎の特徴や、性能、機能について、紹介いたしました。扇風機は、設置したい場所や使用するシーンによっても、使いやすさが異なります。自分にとって使いやすい扇風機が見つかるといいですね。