エアコンの暖房使用時の節電ポイントをチェックしよう
夏だけでなく、冬の寒い時期にも室温の調整に活躍するエアコンですが、夏の冷房時よりも冬の暖房時の方が電気代がかかっているのをご存知でしょうか。
冬の暖房使用時は、家庭の電気代の中でも占める割合は大きく、冬季期間を通して家計に大きな影響を与えています。そこで今回は、エアコンの暖房使用時に電力消費を抑えるための節電ポイントについて、詳しく紹介していきたいと思います。
エアコンの暖房使用時の電気代は?
エアコンの電気代は、スイッチを入れる前の室温と設定温度とに差があるほど、必要となる消費電力は多くなります。例えば、冷房時に室温33度を28度に下げる時の温度差5度のよりも、暖房時に室温10度を20度に上げる時の温度差10度の方が必要となる消費電力は多くなります。
エアコンの電気代は、消費電力に電気料金の単価をかけることで算出されるため、消費電力が増えるだけ電気代は高くなってしまうのです。
エアコンの暖房使用時の節電ポイント
フィルターを定期的に掃除する
エアコンのフィルターにホコリがたまっていると、余分な消費電力がかかってしまいます。エアコンを効率的に運転させるためにフィルターは月に1~2回程度の定期的な掃除を行うようにしましょう。
室外機のまわりをスッキリさせる
エアコンの室外機の周りに、草や枯葉、物が置かれていると正しい排気が行われません。室外機の排気がきちんとされないことでも、効率のよい運転ができないため余分な消費電力がかかってしまいます。
室外機の周辺をスッキリと片づけて、枯葉や雪なども入らないようにしましょう。
設定温度を上げ過ぎない
余分な
エアコンの暖房使用時のおすすめの設定温度は、環境省のウォームビズにも示されているように、20度です。エアコンは設定温度を1度上げると約1割増しで消費電力が必要となるので、電気代節約のためには、設定温度を上げ過ぎないことが大切です。
サーキュレーターを活用する
暖かい空気は上方へ、冷たい空気が下方へ行くため、エアコンの暖房使用時では、いくら部屋を暖めても足元の冷えが気になりがちです。サーキュレーターを活用し、上向きに空気を循環させることで、部屋全体の温度をまんべんなく温めることに繋がります。
断熱効果のあるカーテンを使用する
窓を閉めていても、外気の冷たさは窓ガラスを通して室内に入ってきます。窓ガラスを伝って室内に冷気を入れないために、断熱効果のあるカーテンを使用しましょう。
冬の電気代に大きな影響を与えるエアコンの暖房機能に使用する電力消費を抑える節電ポイントを紹介いたしました。
どれもちょっとした工夫でできることなので、少しでも節電に繋がるように、試してみてはいかがでしょうか。