掃除機はどのタイプを選ぶ? 紙パック式のメリット&デメリット
掃除機を購入する際に、紙パック式とサイクロン式とで迷われる方も多いかと思います。それぞれにメリット・デメリットがあるため、選ぶ基準は使う人の好みによってわかれます。
そこで今回は、掃除機を選ぶ際に知っておきたい、紙パック式掃除機のメリット・デメリットについて、サイクロン式と比較しながら紹介していきたいと思います。
紙パック式掃除機のメリット
1.ゴミ捨てが簡単
紙パック式のメリットは、なんといっても掃除機に溜まったゴミ捨てが簡単なことです。事前に使い捨ての紙パックを設置し、掃除機で吸い取ったゴミが全てその紙パックに溜まる仕組みになっているため、ごみが溜まったら掃除機からゴミパックを取り出して捨てるだけです。
サイクロン式の掃除機に比べて、ごみ捨ての時にほこりが舞いあがることも少なく、ごみに直接手が触れることもないため、ストレスなくゴミ捨てができます。なお、一般的に1個の紙パックで1~2ヶ月程度のごみを溜めることが可能です。
2.お手入れが楽
吸い込んだものを掃除機内で遠心力を使ってゴミと空気に分離し、ゴミだけをダストケースに集塵する仕組みのサイクロン式掃除機と比較して、紙パック式は全てを紙パックへ吸い込むため、掃除機内が汚れにくいのも特徴です。
ダストカップやフィルターなどのお手入れが不要で、掃除機に臭いがつきにくいため、お手入れが楽なことも大きなメリットです。
紙パック式掃除機のデメリット
1.吸引力の持続性が低い
紙パック式掃除機は、本来内部が密封されているため、紙パックにゴミが溜まっていない時はサイクロン式よりも吸引力が高い傾向があります。しかしながら、ゴミが溜まるにつれて空気の通り道がふさがれるため吸引力が落ち、吸引力の持続性が低いといったデメリットがあります。
2.ランニングコストがかかる
紙パック式掃除機で使用する紙パックは使い捨てなので、当然ながらランニングコストがかかります。紙パックがないと掃除機がかけられないため、掃除機の機種にあったものを継続して購入する必要があるといったデメリットがあります。いっぽうで、サイクロン式には紙パックが必要ないため、ランニングコストは不要です。
紙パック式掃除機のメリット・デメリットを、サイクロン式掃除機と比較しながら紹介いたしました。
サイクロン式掃除機は、紙パック不要なため経済的ですが、その分ゴミ捨てやメンテナンスに手間がかかります。いっぽうで、紙パックはゴミ捨てやお手入れが楽な分、ランニングコストがかかります。また、ゴミが溜まるにつれて吸引力が落ちるといったデメリットもあるので、ゴミがいっぱいに溜まる前に紙パックは交換したいものです。
どちらを選ぶかは、手間を無くすことかコストをかけないことか、どちらを重視するかで判断できそうですね。