どれを買う? オーブンレンジと電子レンジ、オーブントースターとの違い


どれを買う? オーブンレンジと電子レンジ、オーブントースターとの違い

電子レンジやオーブントースター、そしてオーブンレンジは電気量販店でも同じ調理機器コーナーに並んでおり、見た目も良く似ています。最近ではそれぞれが多機能になっており、どれを買ったらよいのかと迷われる方も多いのではないでしょうか。キッチンでの設置しておくのに、ある程度のスペースが必要となるため、購入を検討する際にはできるだけ自分にとって使用頻度の高いものを選びたいものです。
そこで今回は、オーブンレンジと電子レンジ、オーブントースターそれぞれの役割について紹介いたします。しっかりと確認して、購入してから後悔のないようにしましょう。

オーブンレンジと電子レンジ、オーブントースターの役割

 

<電子レンジの役割>
電子レンジは、電磁波を使って食品内の水分を振動させることで食品を加熱させる調理器具です。
既に調理されているものを温めたり、「蒸す」「煮る」という加熱調理ができますが、焼き目をつけることができないことと、アルミホイルを使用した調理はできないといった弱点があります。

<オーブントースターの役割>
オーブントースターは、ヒーターの熱によって加熱させる調理器具です。
「焼く」「あぶる」加熱調理によって、ことで食品の表面に焼き目や焦げ目をつけることができ、主に食パンやピザ、グラタン、お餅などを焼くのに活用します。

<オーブンレンジの役割>
オーブンレンジは、電子レンジにオーブン機能とトースター同等のグリル機能が加わった調理器具です。
オーブン機能とは、食品の中まで熱を通して蒸し焼きにする機能で、本格的な肉料理やお菓子作り、パン作りなどまで楽しめます。特に、タンドリーチキンやローストチキン(ポーク・ビーフ)、スペアリブ、塩釜焼きなど厚みのある肉でも、中までしっかりと火を通しながらジューシーに仕上げることができるといったメリットがあります。グリル機能で表面をカリっと仕上げることもできるので、料理を本格的に仕上げたい場合に重宝します。

オーブンレンジと電子レンジ、オーブントースターの違い

 

オーブンレンジには電子レンジ機能がついているので、オーブンレンジがあれば電子レンジは不要です。
いっぽうで、オーブンレンジがあってもオーブントースターを別で購入する方はいるようです。
オーブンレンジにもグリル機能がついているにも関わらず、オーブントースターが必要とする理由には、オーブンレンジでのトースト機能に不満を感じることが挙げられます。オーブントースターで食パンを焼く時間は3分程度ですが、オーブンレンジは庫内が広く余熱に時間がかかることから約7~8分かかるからです。また、機種によっては途中で食パンを裏返す必要があるものもあります。そのため、朝食はパン派という人を中心に、オーブントースターを別で用意する人が多いようです。



オーブンレンジと電子レンジ、オーブントースターの違いについて紹介いたしました。
朝食はごはん派、かつ、本格的な肉料理やお菓子作り、パン作りを楽しみたい人には、オーブンレンジがおすすめです。
いっぽう、毎朝、朝食はトースト派という人には、オーブントースターまたはポップアップ式のトースターがあるとやはり便利です。食品を温める用途としては、オーブン料理等をするかどうかで、オーブンレンジか電子レンジかを選ぶとよいでしょう。