洗濯機のゴミ取りネット 正しく洗ってキレイをキープしよう!


洗濯機のゴミ取りネット 正しく洗ってキレイをキープしよう!

洗濯時に発生する糸くずやホコリなどのゴミが洗濯物に付着するのを防ぐためのゴミ取りネット。「くず取りフィルター」や「糸くずフィルター」などと呼ばれることもありますが、ネットやフィルター内にゴミが溜まっていく仕組みになっているため、定期的に掃除をする必要があります。
しかしながら、意外とこの掃除は見落としがち。気づいた時にはゴミがパンパンという経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、ゴミ取りネットの汚れを放置するとどうなるのか、そしてゴミ取りネットの正しい掃除方法やコツについて紹介していきたいと思います。

ゴミ取りネットの汚れを放置するとどうなる?

 

洗濯機のゴミ取りネットを掃除せずに放置していると、溜まったゴミが洗濯物についてしまい、洗ったはずの洗濯物がホコリだらけになってしまいます。また、カビや菌の発生原因や、排水ホースや排水管の詰まり、洗濯機の故障にも繋がってしまう恐れもあるので、注意しましょう。
洗い終わった洗濯物にホコリが着いている場合は、大きなトラブルになる前にゴミ取りネットを確認するようにしましょう。

ゴミ取りネットの正しい掃除方法

 

洗濯物のゴミ取りネットは、簡単に取り外しができるようになっています。縦型洗濯機の場合は洗濯槽の内側に、ドラム式は引き出し型になっているのが一般的です。
ゴミ取りネットをキレイな状態に保つには、週1回簡単な汚れとりをして、月1回念入りな掃除を行うのがおすすめ。
それぞれの具体的な方法をご紹介します。

<週1回の汚れ取り>
1.ゴミ取りネットを洗濯機からはずす
2.ティッシュなどを使って、ネットに溜まった大まかな汚れを取り除く
(袋状のものは、裏返すと簡単に汚れが取れます)
3.ゴミ取りネットをぬるま湯につけ、付着した汚れを歯ブラシ等で擦り落とす
4.ゴミ取りネットの設置場所周辺をウェットティッシュで拭き取る
5.ゴミ取りネットを元の場所に設置する

<月1回の汚れ取り>

1.ゴミ取りネットを洗濯機からはずす
2.ティッシュなどを使って、ネットに溜まった大まかな汚れを取り除く
3.洗面器にぬるま湯を入れ、適量の酸素系漂白剤を加える
4.ゴミ取りネットを30分程度浸す
5.ゴム手袋を装着し、水ですすぎながら取り入れなかった汚れを歯ブラシ等で擦り落とす
6.ゴミ取りネットの設置場所周辺も、薄めた酸素系漂白剤を雑巾やウェットティッシュに含ませて、拭き取る
(細かい場所に入り込んだ汚れは、歯ブラシ等を使って擦り落とす)
7.ゴミ取りネットは天日干しをし、乾いたら元の場所に設置する

酸素系漂白剤は、液体タイプよりも粉末タイプの方がカビの除去効果が期待できます。また、酸素系漂白剤の代わりにカビキラーなどを使用してもよいでしょう。
いずれの場合も、素手ではなく必ずゴム手袋を装着して行いましょう。

ゴミ取りネット掃除のコツ

 

ゴミ取りネットに付着した汚れは、ネットに張り付いて取りにくいものです。濡れた時よりも乾いている時の方が、比較的取れやすいので、洗濯前に行うのがおすすめです。
また、ネットを柔軟剤に浸すとゴミが取りやすくなります。ゴミ取りネットのお手入れの最後に、柔軟剤に数分浸しておくことで、掃除が楽になるので試してみてはいかがでしょうか。



洗濯機のゴミ取りネットの正しい掃除方法を紹介いたしました。
毎週の掃除は面倒に感じるかもしれませんが、こまめにお手入れをしておくことで、取り去る汚れも少なくなり、掃除が楽になります。
カビの発生も防げ、洗濯物もスッキリと洗い上げることができるので、ぜひ実践してみて下さい。