後悔しないための部屋探しのコツとは?


後悔しないための部屋探しのコツとは?

アパートやマンションなどのお部屋を探す際に、迷いに迷って決めた場合でも、引っ越しをした後に後悔することはあります。100%満足のいく完璧なお部屋を見つけることは難しいにしても、一度決めたら一定期間はそのお部屋で暮らすことになるため、部屋探しはできるだけ後悔のないようにしたいものです。

そこで今回は、これからお部屋探しをする方に向けて、後悔しないための部屋探しのコツについて詳しく紹介していきたいと思います。

後悔しないための部屋探しのコツ

 

条件を書き出し、優先順位を決めておこう

 

お部屋探しで実際に不動産屋へ足を運ぶ前に、部屋探しの条件を自分で書き出してみましょう。
部屋探しの主な条件とは、家賃、立地(最寄り駅とそこからの距離など)、間取り(部屋数、広さ)、築年数。そしてさらにこだわり条件として、1階または2階以上か、部屋の窓の方角、ネット環境、周辺環境、エアコン・照明器具などの設備、ベランダの有無、床の種類(畳・フローリングなど)、エレベーターの有無、ペットの可否などがあります。

<希望家賃と限度家賃について>
毎月の支払いとなる家賃は外せない条件ですが、希望の家賃額のほか、「これ以上は支払いができない限度家賃」の額についても、しっかり把握しておきましょう。
不動産屋は希望家賃よりも高い物件も紹介することが多く、気に入ったからと支払い限度額を超える部屋を契約してしまうと、結局すぐにまた引っ越しせざるを得ないことになってしまいます。

家賃以外の条件は、人によって妥協できる点が異なります。自分にとって譲れないものは何かをよく考えて優先順位をつけておき、それに合ったものを探すことで、後悔する可能性を抑えることができます。

必ず内見しよう

 

最近ではバーチャルで内見ができるなど便利になりましたが、最終的に契約する前にお部屋の内見は必ずするようにしましょう。
やはり、映像と実際とはイメージに差が起きたり、実際に訪れてみないと判断できない点はあるものです。ネット掲載の写真が新築当時のものだったり、広角レンズを使用して広く見せているものも少なくないので、注意しましょう。
<内見でのチェックポイント:物件の良し悪しを判断>
・日当たり
・騒音や臭い
・エアコンやキッチン、トイレ、洗面設備のコンディション
・壁や天井にカビがないかどうか
・スマートフォンなどの電波の状況
・ドアの開閉がスムーズかどうか
・床の傾き
・洗濯物を干すスペース
・収納スペースの広さと使いやすさ
・ポストやゴミ置き場の清潔さ

<内見でのチェックポイント:引っ越しに向けての確認>
・ベッドなど大型家具を配置するスペースの採寸
・カーテンレールの幅と床までの高さ
・コンセントやTV端子、ケーブルの位置
・玄関とお部屋の扉の幅

内見時は、メジャーや方位磁石、筆記用具、カメラ、ビー玉など転がるものを持っていきましょう。

足を使って周辺環境をチェックしよう

 

いくら気に入ったお部屋でも、買い物を含めた生活環境が不便だと後悔します。
最寄り駅までの距離や、最も近いスーパーやドラッグストア、銀行、病院などの位置や規模をチェックしておきましょう。
会社勤めの場合は、実際に帰宅する時間帯の最寄り駅から自宅までの様子について、外灯の明るさや治安、買い物ができる商業施設の営業時間などを中心に確認しておくとよいでしょう。



後悔しないための部屋探しのコツを紹介いたしました。
お部屋の良し悪しは、実際に引っ越してみないとわからない部分もありますが、自分のなかで譲れない部分の条件が合っていれば、後悔はそれほど大きくはならないものです。
優先順位をしっかり把握したうえで、できるだけ実際に足を運んでチェックすることで、満足度の高い新生活をスタートできるよう応援いたします。