どっちが安い? 電気毛布vs布団乾燥機の電気代を比較
寒い時期や花粉の季節に天日干しをしなくても寝室の底冷えを解消してくれる電気毛布。1枚あるだけでポカポカと暖かく快適に眠ることができます。
電気毛布がない場合、布団乾燥機を就寝時間前に使用することで、やはりポカポカの寝具で眠ることができますが、電気代はどちらがリーズナブルなのでしょうか。
そこで今回は、冬の底冷え対策として活躍する、電気毛布と布団乾燥機の電気代を比較してみましょう。
また、電気毛布と布団乾燥機の特徴や、電気毛布の節電方法についてもお伝えしますので、参考にしてみてください。
電気代で比較! 電気毛布vs布団乾燥機
電気毛布は、その他の暖房器具と比較して電気代がかからないと言われています。
たとえば、電気毛布の温度設定を「強」で使用した場合、1時間でかかる電気代は約1.5円です。温度設定を「弱」にすればさらに電気代を抑えることができるので、1晩(7時間)あたりに換算すると、5~6円程度になります。
いっぽうで布団乾燥機は、就寝前1時間程度使用したとすると、電気代は約15円程度です。
したがって1日あたりの電気代は、電気毛布の方が抑えられるということがわかります。
電気毛布と布団乾燥機の特徴を比較
電気毛布は、少ない電気代で寒い冬でも暖かく眠ることができるとても便利な商品ですが、寒い季節限定で活躍できるものです。
布団乾燥機も就寝前1時間で十分に寝具が温めることができますが、明け方に冷えを感じた時に追加で温めることができないのが難点。しかし、布団乾燥機は高熱で布団を乾燥させるため、布団に溜まりがちな湿気を排除でき、布団の湿気が冷えることによる冷たさは感じにくいという特徴があります。
掛け布団と敷布団の両方を一度に乾燥させることができるので、寝具のふかふか感を感じられるのも布団乾燥機のメリット。さらに、布団乾燥機は、梅雨の布団が干せない時期や夏場の寝汗による湿気も、寝具から飛ばしてくれます。
電気毛布の節電方法
電気毛布は、もともと少ない電気消費量で使用できますが、さらに節電しようと考えた場合、次のような方法があります。
1.寝る前に高めの温度設定にし、眠る時には設定温度を低くする。
布団に入る30分ほど前に高めの温度設定で電気毛布の電源をONにしておくことで、就寝時にポカポカした暖かさで気持ちよく寝床につくことができます。
眠る時に温度設定を低めにすることで、節電につながります。
2.タイマー機能を上手く活用する
最近の電気毛布は、タイマー付きの商品も多くなっています。
タイマー付きの場合、上手くタイマー機能を活用することで、電気毛布の消費電力を減らすことができます。就寝2時間後に一度スイッチをタイマーでOFFにし、明け方に外気が下がる時間帯に再度タイマーでONにすることで、電気代を抑えながらも快適に電気毛布を使用することができるでしょう。