引っ越し前に要チェック! 新居への大型家具家電の搬入不可を防ごう
引っ越しの当日に、新居へ大型家具や家電が搬入不可になってしまうことは時々あります。それまで使用していたお気に入りの家具・家電が搬入できない、または引っ越しを機に新たに購入しておいた家具が搬入不可だと判明した時のショックは大きいもの。それに加えて、搬入不可の家具などを泣く泣く急遽引っ越し業者に引き取ってもらったり、送り返してもらったりするにも予定外の出費がかかります。
そこで、引っ越し時に搬入不可を起こさないためのポイントについて紹介いたします。
引っ越し時に搬入不可を起こさないためのポイント
新居のスペースを確認しよう
大型家具・家電を引っ越し先に持ち込む予定がある際、引っ越し先の内覧時などにあらかじめ部屋のサイズを計っておきましょう。引っ越しを決めたタイミングなら、部屋の間取り図が手元にあるかと思います。気になる場所を計測して間取り図に書き込んでおきましょう。
たとえば、ベッド・マットレスやソファー、本棚や大型テレビ、冷蔵庫や洗濯機などは部屋の間取りからおよそ置き場所が決まってくるものです。感覚的にだいたい入りそうだと思っても、実際にメジャーを使って測ってみると、設置を予定した位置に家具などが入らないケースは意外とあります。
新居の搬入経路を確認しよう
大型の家具・家電は、配置場所へ置くことができても、その場所までの搬入経路が狭くて搬入不可となるケースもあります。
特に、分割できないマットレスやソファー、大型冷蔵庫や洗濯機などは要注意です。トラブルにならないように、搬入経路についても忘れずに計測しておきましょう。
計測する場所は以下の通りです。
・家具を搬入する玄関や部屋の入口の幅と高さ
・玄関や部屋の入口が狭い場合は、部屋の窓の幅と高さ
・エレベーターの入口の高さ・幅と庫内の奥行
・搬入経路の幅
・階段の幅と天井までの高さ、踊り場の幅
家具のサイズと搬入経路のサイズを把握したら、引っ越し業者の見積もりの際に搬入が可能かどうかを確認してみましょう。搬入するのに必要な経路の幅は、搬入する家具などのサイズプラス10cmは必要です。
引っ越し業者によっても、搬入可能な場合と搬入不可となる場合があったり、窓からの搬入になる際には、ロープを使うかクレーン車を使っての作業となるのかなど、搬入方法が異なり追加料金が発生したりする場合もあります。
いずれにしても、図面で記したサイズを事前に見せることで、引っ越し当日に搬入不可が判明する事態は避けることができるでしょう。