賃貸のお部屋にも! 壁を傷めずに絵を飾る方法


賃貸のお部屋にも! 壁を傷めずに絵を飾る方法

お部屋に絵を飾りたいと思っても、賃貸の場合はネジで壁に穴を開ける必要性を感じて、躊躇してしまう方も多いかと思います。しかし、絵はお部屋の雰囲気を明るくしてくれたり、おしゃれにしてくれたり、生きた植物を置かなくても緑を感じさせてくれてリラックスできたりと、飾ることで安らぎや癒しなど得られる効果は大きいものです。
そこで今回は、賃貸のお部屋でも壁を傷めずに絵を飾る方法について紹介したいと思います。

賃貸のお部屋の壁には絵は飾れない?

 

賃貸のお部屋で壁に絵を飾る際に気がかりなのは、退去の際の原状回復です。
釘やネジを使って穴をあける方法で絵を飾ると、壁の下地ボードまで穴を開けてしまい、原状回復費用として敷金から引かれてしまう可能性があります。いっぽうで、画鋲やピンタイプによる細い穴なら、クロスの張替えだけで元に戻せます。
絵は、大きさや額縁の厚みや素材によって、重量は異なります。あまりに重い絵ですと賃貸の壁への設置は困難ですが、10キログラム程度までの重さの絵でしたら、絵を飾ることを諦める必要はありません。

賃貸のお部屋にも! 気兼ねなく壁に絵を飾る方法とは?

 

マスキングテープで貼り付ける

 
ポストカードや、子どもが描いた絵など、額縁に入れずに気軽に飾るのであれば、マスキングテープで貼り付ける方法があります。
マスキングテープは、剥がす時に壁紙を傷めずに剥がすことができ、色模様も豊富にあります。ゴールドやシルバー、額縁のような絵柄のものもあるので、探してみるのも楽しいでしょう。ただし、画用紙など、剥がす時に絵が破れてしまうこともあるので、剥がす際には注意しましょう。

粘着剤を使用する

 
きれいに剥がせる粘着剤で貼る方法もあります。貼って剥がした後も、繰り返し使用できるので、使い勝手が良いです。
パネルやポストカードなど多くのものに使用でき、大き目の絵なら量を増やして使用できますが、重い額縁のものや、ガラスを使用したものなど落ちると割れてしまうものは避ける方が良さそうです。

穴の目立たないピンタイプを使用する

 
壁が石膏ボードの場合、画鋲ではすぐに抜け落ちてしまいます。ネジ+アンカーでは壁にしっかりと固定できるものの大きな穴を開けてしまうことになるので、「ハイパーピン」や「ラクピン」と呼ばれるピンタイプを使用しましょう。これらは、2本の平べったい針が斜めにクロスした状態で壁に刺さることで、石膏ボードでも抜け落ちにくいものです。穴の痕も画鋲程度の目立たないものなので、安心です。

石膏ボード用のフックを使用する

 
重い絵でも安心なのが、石膏ボード用のフックにかける方法です。1つのフックに3~5つ程度のピンを使って角度を変えて壁に固定するため、ピンの細さでもしっかりとした使用感です。
商品ごとに使用可能な重量も明記されており、コインを使って簡単に押し入れることができるため設置も簡単です。
小さめの絵を何枚も飾ったり、こまめに飾る絵を入れ替えたりしたい場合は、同様のタイプのピクチャーレールやウォールシェルフを設置する方法もおすすめです。



賃貸のお部屋でも壁を傷めずに絵を飾る方法について、紹介いたしました。
賃貸でも気兼ねなく絵を飾ることができる方法はあります。お気に入りの絵を部屋に飾って、絵による安らぎや癒しを得られてはいかがでしょうか。