ホットカーペットの敷きっぱなしはNG? 適切なお手入れ方法とは


ホットカーペットの敷きっぱなしはNG? 適切なお手入れ方法とは

暖房器具が不要な季節になっても、ホットカーペットは出しっぱなしという人は多いといいます。他の暖房器具と比べて、ホットカーペットは出したままでも場所をとらず、逆に片づけようとすると収納に場所を取るため、できれば出しっぱなしにしておきたいと考えるのも頷けます。
そこで、ホットカーペットをシーズンオフの期間に出しっぱなしにすることで起こるトラブルと、適切なお手入れ方法を紹介いたします。

ホットカーペットの敷きっぱなしはNG?

 

ホットカーペットは、使用していない時に敷きっぱなしにすることで、「カビ」や「ダニ」の発生、そしてホットカーペット下の床材の劣化が起きる可能性があります。
湿気は室内の下方に溜まりやすく、冬の間はホットカーペットを付けることで温まった熱によって湿気が解消されますが、シーズンオフはホットカーペット本体とホットカーペットカバーや床材との間に湿気が溜まったままになりがちです。特に、梅雨の時期は湿気が溜まった状態になることでカビやダニが発生しやすくなるので、注意が必要です。
もし、収納場所がなく敷きっぱなしにする場合は、定期的に干して湿気をとばすようにしましょう。

ホットカーペットのお手入れと保管方法

 

カーペットは、なるべく梅雨の季節に入る前にお手入れをして収納するようにします。湿度が低くよく晴れた日の昼間に行うのが理想的です。

1)収納する直前に、一度ダニ退治モードでホットカーペットをしっかりと暖め、湿気をとばしましょう。

2)ホットカーペットカバーを外し、本体は裏と表それぞれに掃除機をしっかりとかけます。汚れがある場合は、薄めた洗剤液を含ませた布で、こすり落とします。コンセントやスイッチ、差し込みプラグのホコリもしっかり取り除きましょう。

3)ホットカーペット本体を直射日光のあたらない窓際や軒下で、1~2時間程度乾燥させます。

4)ホットカーペットカバーは、ブラッシングをして毛足を逆立てゴミを浮かせてから、掃除機でゴミを吸い取ります。薄めた洗剤液を含ませた布を固く絞り、表面を拭き取った後、お湯で濡らした布でふきとります。

5)ホットカーペットカバーを天日でしっかりと乾燥するまで乾かします。
※汚れがひどい場合や、天日干しをする場所がない場合は、クリーニングやコインランドリーを活用しましょう。
※事前に洗濯表示を確認しましょう。

6)ホットカーペット本体とホットカーペットカバーを別々に丸め、ビニール袋に防虫剤・脱湿剤を一緒に入れて収納します。



ホットカーペットの出しっぱなしによるトラブルと、適切なお手入れ方法について解説いたしました。
ホットカーペットで起きるトラブルを防ぐためには、湿気を溜めないことと汚れを放置しないことです。来シーズンに気持ちよく使用できるよう、しっかりとお手入れをしておきましょう。