洗濯機を清潔に使うために知っておきたい! 洗濯槽の黒カビ対策決定版



「洗濯槽は放置しているとカビ汚れが蓄積されてしまう」とよくいわれます。洗濯槽の内側がキレイでも、目に見えない裏側の部分には実はカビ汚れがビッシリとついてしまうのです。そして、増殖したカビは洗濯中の振動によって剥がれ落ち、洗濯物に付着してしまいます。
洋服を清潔に洗うためにも、洗濯槽は必ず洗うようにしたいですね。この記事では、洗濯槽の洗い方を詳しくご紹介していきます。

洗濯槽が汚れてしまう原因とは?

汚れた衣服を毎日洗っているうちに、洗濯槽はどんどん汚れてしまうものです。洋服についた汚れやホコリのほか、洗剤や柔軟剤の石鹸カスが水で流れず固まって汚れになってしまうこともあります。また、水道水のミネラル分が水垢となって蓄積するのも、洗濯槽の汚れの大きな原因です。
洗濯槽のカビは、こういった汚れをエサにして繁殖します。洗濯槽の裏側は濡れてジメジメしておりエサも多いため、放置しているとカビはどんどん増加してしまいます。

洗濯機はどれくらいの頻度で洗うべき?

洗濯槽を一度も洗わずに使い続けているという方は注意が必要です。カビが発生した洗濯機を使い続けると不衛生になり、肌荒れや健康被害が起きやすくなります。また、洗濯物にカビ臭いニオイがついてしまうリスクもあるので、洗濯槽はこまめに洗いたいものです。
洗濯槽は1~2ヶ月の頻度で洗うのが一般的といわれているので、清潔さをキープするためにも毎月の洗濯槽洗いを習慣づけてみましょう。

洗濯槽を重曹で洗浄する方法

まずは洗濯機に最大水位まで水かぬるま湯を入れ、ここに1カップ(200g)の重曹を入れましょう。この状態で洗濯機を5分ほど回し、あとは5時間以上つけ置きしておきます。
つけ置き後に浮かんできた汚れはごみ取りネットで除去しましょう。ネットがなければハンガーにストッキングをくくりつけたものでも代用できます。また、糸くずフィルターや洗剤ケースが汚れているときには、取り外して丁寧に洗っておきましょう。
汚れを取ったらもう一度洗濯機を5分ほど回し、続いてすすぎと脱水を2~3回繰り返します。洗濯槽洗いのあとにはふたを開けっ放しにして内部を十分に乾燥させておきましょう。

洗濯槽クリーナーを使うのもおすすめ

各メーカーが販売している洗濯槽クリーナーや槽洗浄洗剤を使うのもおすすめです。洗剤を使った洗濯槽洗浄の方法は重曹を使う場合とほとんど変わりません。多くの洗剤にはパッケージに使用方法が書かれているので、記載通りに洗っていくとよいでしょう。
洗濯機によっては槽洗浄コースが用意されています。槽洗浄コースを使えば勝手につけ置きして汚れを落としてくれるので、洗濯槽洗いが楽になります。



洗濯槽にはどんどんカビ汚れが増殖し、放置していると不衛生な状態になってしまいます。自分や家族の洗濯物にカビの黒い汚れやアレルゲン物質が付着しては困りものです。清潔に選択するためにも、1~2ヶ月に1度は洗濯槽洗浄をするよう心がけましょう。