夏こそ大掃除を!嫌な害虫を寄せ付けないための掃除術
夏の大掃除こそ快適生活の極意
日々の掃除は別にして、家具の点検などを含めた大がかりな掃除は年末の時期にしかしないという人が多いのではないでしょうか。
ですが本格的な夏に入る前に家中をすっきりさせておくことが夏を快適に生活するための極意、なぜなら換気扇の油や家具の隙間に入り込んだゴミは、暖かいこの時期に害虫を呼び寄せてしまうからです。
本格的な夏に入る前に、一念発起して家中をピカピカにしてしまいましょう!
まずは建具の点検をしよう
ムシムシして過ごしにくい夏の時期、害虫の出現によってますますイライラしないためには害虫の侵入経路を塞ぐことが重要です。
ほんの小さなほつれでも小バエなどの小さな害虫は容易く侵入してくるため、まずは網戸にほつれや破けがないか点検してみましょう。
またゴキブリはエアコンの排水ホースや排水溝を伝って侵入してくることがあります。
そのため排水溝などには専用ネットを取り付け、エアコンの排水ホースには古くなったストッキングなどを輪ゴムで取り付けるのがオススメです。
臭いの出るものはシャットアウトしよう
害虫は食べ物の臭いやその腐敗臭、油の臭いなどにひかれて家の中に侵入しようとしてきます。
また家の中に物が多いと死角が生まれやすくなり、害虫にとって居心地が良くなってしまいます。
そこでまずは台所周りの古くなった食材などを全て処分することから始めましょう。
また換気扇の油汚れの臭いもゴキブリを寄せ付ける原因になるので、フィルターなどを取り外してきれいに洗うようにします。
もちろん生ゴミは臭いが出ないように袋に入れるなど、しっかりと臭い対策をしておきましょう。
きっちり掃除をして、最後にアロマを活用しよう
ホコリはダニとカビの発生源となる上に、人間をアレルギーにしてしまう恐れもあるものです。
そのため一通り不用品を処分したら家中のホコリを外に追い出しましょう。
最後に玄関や窓など害虫の侵入経路になりやすい場所に「ペパーミント」や「ローズマリー」などの防虫効果のあるアロマを設置したり、アロマオイルを垂らした水で床を水拭きすると、害虫がより家の中に侵入して来なくなるので安心です。
これからの大掃除は夏と冬の2回がスタンダード
掃除の達人の多くは大掃除を夏と冬の2度に渡って行っています。
1年間溜まり続けた頑固な汚れを落とすよりも、半年に1回掃除をした方が年末の大掃除も楽になるので、夏にも大掃除をして害虫に悩まされないスッキリとした夏を過ごすようにしましょう。