カビの発生を防ごう! 簡単にできるクローゼットの湿気対策術4つ
雨の日が多い梅雨の時期には、クローゼットの中に湿気がどんどん溜まってしまいます。また、日本の夏は湿度が高くジメジメとしているため、夏場の湿気にも注意が必要です。
湿気が溜まったクローゼットをそのままにしていると、クローゼットにしまってある衣類や小物にカビが生えることもあるので気をつけたいものです。
今回は、クローゼットの湿気を防ぐテクニックをご紹介いたします。
クローゼットに湿気が溜まってしまう原因とは?
クローゼットには衣服や布団など布製品が多く収納されています。そして、クローゼットは普段密閉されており、開閉しなければ空気が入れ替わることはありません。
布製品は湿気をどんどん吸い込んでしまうため、湿度がたまりやすい不衛生なクローゼットを放置していると、どんどんカビが生えてしまうことがあるのです。
クローゼットにはホコリが溜まりやすいものですが、カビはこのホコリを栄養分として繁殖してしまいます。また、布製品についた皮脂汚れも、カビの格好の栄養分となってしまいます。
カビを防ぐ! クローゼットの湿気対策テクニック
クローゼットへの詰め込み過ぎはNG!
クローゼットにはつい衣服をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまいますが、衣服の間に隙間がないと空気が通らず、湿気がこもってしまいます。
着なくなった洋服を整理するなど工夫し、収納スペースにゆとりを作ってみましょう。また、ジャケットやコートを着たあとにはそのままクローゼットに入れるのではなく、一晩干して乾かしてからしまうのがおすすめです。
ときどき扉を開け、風を当てる
クローゼットの扉はときどき開け、湿気を逃してあげたいものです。
たとえばお出かけ中にクローゼットを開けておいたり、週末にクローゼットを開いて扇風機で風を送ったりすれば、湿気がこもりにくくなります。
衣服のカバーは不織布を選ぶ
クリーニング店から戻ってきた衣服にはビニール製のカバーが掛けられていることがあります。しかし、ビニールのカバーは通気性が悪く、湿気がこもりやすいものです。
衣服をクローゼットに入れるときにはビニールのカバーを外し、通気性の高い不織布のカバーをかけるのがおすすめです。
湿気除去グッズを活用する
湿気が気になるクローゼットには、除湿剤などの湿気除去グッズを設置してみましょう。
湿気除去グッズには、据え置き型やハンガータイプなどさまざまなものがあります。また、竹炭や脱臭炭などのグッズや空き瓶に入れた重曹などをセットして湿気を除去するという方もいます。
クローゼットの湿気はカビの発生につながるので十分に気をつけましょう。一度カビが発生してしまうとどんどん広がるので、カビが生えないよう事前に対策をするのがおすすめです。
換気をしたり湿気除去グッズを活用したりと工夫して、クローゼットの湿気を上手に除去してみましょう。