電子レンジとオーブンレンジ、一人暮らしならどっちを選ぶべき?
電子レンジやオーブンレンジは、一人暮らしをする人の強い味方になってくれるものです。
電子レンジもオーブンレンジも、ともに食材を加熱するための調理用具ですが、その機能や用途は少し違っています。中には、一人暮らしの部屋に電子レンジとオーブンレンジのどちらを置くべきかと悩んでいる人もいるかもしれません。そこで今回は、電子レンジとオーブンレンジの違いや、どっちを購入すべきかについて詳しく解説いたします。
電子レンジとオーブンレンジの違いとは?
電子レンジは、食べ物を温めるための調理器具です。温め機能をもつ電子レンジが販売され始めたのは1960年代のこと。電子レンジは次第に進化していき、近年では多くの機能を兼ね備えた便利な電子レンジが次々登場しています。
基本的は、電子レンジと呼ぶ場合には温め機能に特化したシンプルなものを指しますが、中には解凍機能を備えたものや、トースト、オーブンといった機能を兼ね備えたものもあります。トーストやオーブンの機能をもつ電子レンジは、オーブンレンジと呼ばれ区別されています。
電子レンジの種類や特徴とは?
電子レンジは、内部の円形の皿が回ってマイクロ波を食材に当てるターンテーブル式と、庫内で多方向にマイクロ波を拡散して食材を温めるフラットタイプの2種類があります。従来のターンテーブル式の電子レンジはかなり安価で購入できるのが魅力です。しかし、ターンテーブル式の場合、テーブル上で回せないほどの大きな食材は均等に温まらないことがあります。
電子レンジはどんな人に向いている?
家であまり食事をしない人や自炊をほとんどしない人、温め機能のみで十分生活できるとう人は、単機能の電子レンジを購入するとよいでしょう。
一人暮らしをするにあたっての予算が少なければ、安価なものを購入しても問題ありません。食材の温めムラを防ぎたい人は、フラットタイプの電子レンジを購入するのがおすすめです。
オーブンレンジの種類や特徴とは
オーブンレンジは、電子レンジの機能に加えてパンを焼いたりオーブンやグリルの機能を使ったりできる調理器具です。ヒーターの熱をファンで庫内全体に行き渡らせる熱循環式のものと、庫内の上下のヒーターで食材の調理をするヒーター方式のものがあります。
オーブンレンジはどんな人に向いている?
一人暮らしをするにあたって自炊を楽しみたい人やトーストを焼く機能がほしい人、お菓子作りが趣味という人は、オーブンレンジを購入するとよいでしょう。
近年では、スチーム調理ができる便利なオーブンレンジも次々開発されています。こういった製品は一般的なオーブンレンジに比べて高額ですが、調理が趣味という方は思い切って購入するのもおすすめです。
電子レンジが単に温める機能のみを備えているのに対し、オーブンレンジにはグリルやトーストといった機能もあります。
一人暮らしの部屋に電子レンジとオーブンレンジのどっちを置くべきか悩んでいる人は、どんな機能をどれだけ使用するかを考え、適切なものを選んでみてくださいね。