春になったらこたつのお手入れを! 家庭でできるお手入れ方法


春になったらこたつのお手入れを! 家庭でできるお手入れ方法

冬の団欒の場としてリビングで大活躍するこたつ。
春が近づき暖かくなってくると、こたつを片付けるタイミングですが、皆さんはこたつを片付ける前にしっかりとお手入れをしていますか?
ここでは、こたつのお手入れが必要な理由や、こたつを収納する前にやっておきたいお手入れの方法をご紹介します。

こたつは意外と汚れが溜まっている!

こたつは食卓としても使用することも多いため、ご飯を食べたり、飲み物を飲んだりしているうちに、少しずつ汚れが溜まっていきます。
また、こたつ布団は汗やニオイを吸い込みやすく、そのまま収納すると不衛生な状態になってしまいます。
ヒーターや脚の裏にはホコリが溜まっていることも多いでしょう。

汚れた状態のこたつをそのまま収納すると、使わない間にカビやニオイが発生してしまう場合があります。次に出したとき快適に使えるよう、こたつやこたつ布団は収納前にお手入れをしておくことが重要なのです。

こたつのお手入れ方法を知っておこう

こたつのお手入れ方法は「こたつ布団」「本体」「ヒーター」に分けて把握しておくとよいでしょう。
ここでは3つのお手入れ方法を順にご紹介します。

お手入れの準備

こたつのお手入れをする際は、コンセントを抜いてから始めましょう。これは万が一の感電を防ぐためです。
天板を外してお手入れをするので、周りに十分なスペースを確保してから始めるとスムーズに進められます。

①こたつ布団

こたつ布団が洗濯機で洗える場合は、畳んでくるくると丸めてから洗濯ネットに入れて洗います。
手洗いの場合は浴槽にお湯を張り、洗剤を溶かしてからこたつ布団を入れます。踏み洗い→すすぎを数回繰り返し、水気を絞って干しましょう。
自宅で洗うのが難しい場合は、コインランドリーの布団用洗濯機で洗うのもおすすめです。

こたつ布団を洗う頻度は、ひどく汚れていなければシーズンオフの収納前でOK。
小さいお子さんやペットのいるご家庭の場合は、半月に一度くらいのペースで洗濯をするのがベストです。
洗わない場合でも定期的に干しておくと、湿気が抜けて衛生的に使用できますよ。

②本体

こたつは脚の部分に汚れが溜まりやすいので、本体をひっくり返してお手入れを始めます。
まず、ぞうきんに薄めた中性洗剤を付けてしぼったら、脚の側面や裏側を拭いていきましょう。
汚れが取れたら、水だけで濡らして絞ったぞうきんで洗剤を拭き取っていきます。
最後に乾拭きをして水分を取れば完成です。
脚を拭くついでに天板も同じ手順で拭いておくと、よりキレイな状態で収納できます。

③ヒーター

こたつには中央にヒーターがついています。このヒーターにはホコリが溜まりやすいので、しっかりと取り除いておきましょう。
ヒーターカバーが外せる場合は外してからお手入れをするとラクですが、外せない場合は外からお手入れをすれば大丈夫です。

まずヒーターを掃除機で吸い、ホコリを吸い取ります。もしブロアー(空気を吹き出す道具)をお持ちの場合は、細かな部分のホコリを吹き飛ばしていきましょう。
最後に、水で濡らして固く絞ったぞうきんでカバーを拭けば完成です。

こたつをお手入れすると、次シーズンも快適に使える!



収納する前にこたつをお手入れしておくと、次のシーズンに出したときから気持ちよく使えます。
また、ヒーターのホコリは焦げ臭さや温まるのが遅くなる原因になります。しっかりと掃除をしておくことで、本来のこたつの性能が発揮されるようになるメリットもあるのです。
こたつをお使いの方は、シーズンオフの時期にしっかりとお手入れをしてから収納することを心掛けましょう!