シーツを早く乾かすためのポイントとは? 大物の洗濯も快適に!


シーツを早く乾かすためのポイントとは? 大物の洗濯も快適に!

シーツなどの大物は洗濯をすると乾くのが遅いため、どうしても洗うのがおっくうになりがち……という方も多いのではないでしょうか? シーツの中央部分は乾いているのに、角の部分がまだ湿っている、ということも起こりがちですよね。
しかし、いくつかのポイントをおさえることで、乾くまでのスピードを上げることができます。やっかいなシーツの洗濯を楽にしてくれる乾かし方のポイントをチェックしましょう!

シーツを早く乾かすには「干し方」が大事!

厚みのある綿のシーツや中綿入りの敷パッドなどを洗濯した場合、「外干ししたのに夕方になっても乾いていない……」というケースも少なくありません。
特にシーツの角の部分や布地が重なっている部分は、水分が蒸発しにくく乾きにくい部分です。
シーツ等の大物を洗う場合は、「干し方」を工夫するだけで劇的に乾きやすくなります。
次の3つの干し方を知っておき、実践してみてください。

三角干し

シーツを対角線状に2つ折りし、物干し竿にかけて干す方法を「三角干し」と呼びます。
三角干しは下に来る角の部分に水分が集まって抜けやすくなるので、早く乾くようになります。
三角干しをするときは、下に来る角が重ならないよう、折り曲げる場所を工夫してずらすのがポイントです。

じゃばら干し

じゃばら干しは、物干し竿を使うのではなく、角型のピンチハンガーを使ったシーツの干し方です。
シーツの長いほうの1辺がじゃばらになるように挟んでいくことで風通しが良くなり、より早く乾くようになります。毛布などの重いものは干しにくいですが、軽いシーツなら省スペースで干すことができます。

M字干し

物干し場に物干し竿が2本ある場合は、「M字干し」もおすすめです。
M字干しは、2本の物干し竿にシーツを渡して干す方法です。シーツの間に空気の通り道が生まれるため、風通しが良くなり早く乾くようになります。

シーツを室内干しする場合の乾かし方

花粉の時期や雨の日などにシーツを室内干しする場合は、外干しよりも乾きにくくなるのが困りもの。
もし室内に物干し用のラックがある場合は「三角干し」や「M字干し」などをしたうえで扇風機やサーキュレーターなどで風を当てましょう。風を発生させることで空気の対流が生まれ、早く乾かすことができるのです。

また、室温が低くなかなか乾かない場合は、浴室乾燥機やエアコン暖房などで温風を当てるのもおすすめです。
暖かい風を当てることでより水分が蒸発しやすくなります。

シーツを早く乾かす方法を知れば、気軽に洗濯できる!



シーツなどの大物は、使っているうちに汗や皮脂が溜まっていきます。そのまま洗わないで放置していると、ダニやカビが発生したり、ニオイが気になったりすることも。シーツの清潔さを保つためには、定期的に洗濯することが大切です。

今回ご紹介した干し方は「水分が1点に集めやすくなる」「空気の通り道を作る」という工夫で、乾く時間を早めるという方法ばかりです。
あらかじめ知っておき、こまめにシーツを洗うように心がけましょう!