HDDレコーダーの寿命は? 買い替えの目安は?


HDDレコーダーの寿命は? 買い替えの目安は?

HDDレコーダーやブルーレイレコーダーを使用していると、急に使用できなくなることがあります。日常的にHDDレコーダーを使用している方にとって、急な故障は非常に困るものです。
そこでHDDレコーダーの寿命と買い替えサインについて解説いたします。

HDDレコーダーの寿命

 

メーカーごとの品質によっても異なりますが、一般的にHDDレコーダーの寿命の目安は5~10年となっています。購入時の価格が寿命に影響していることもあり、一般的に価格が安いものは品質が劣り寿命が短い傾向があります。
またHDDレコーダーは、使用環境や使用頻度によって5年を待たずして故障してしまう場合もあるので、なるべく寿命を短くしないような使い方を意識することも大切です。

HDDレコーダーの買い替えサイン

 

故障して急に使えなくなるのを避けるため、HDDレコーダーの買い替えサインをチェックしておきましょう。

1.ディスクトレイの開閉ができないことがある
HDDレコーダーの寿命が近づくと、ディスクトレイの開閉に不具合が出ることがあります。開閉部分の部品の破損や接続不良などが起きている可能性があります。大切なディスクが取り出せなくなることがあるので注意しましょう。

2.電源が入らないことがある
HDDレコーダーの寿命が近づくと、電気系統の問題が起こり電源が入らないことがあります。電源は入ってもフリーズを繰り返すといった場合も、寿命が近いサインです。

3.映像や音声などうまく再生できないことがある
HDDレコーダーの寿命が近づくと、映像や音がうまく再生できなくなることもあります。内部の部品が摩耗し、接触不良などを起こすことで、スキップ再生をしていないのに映像が飛んだり、ミュートしていないのに音声が聞こえないなど、映像や音声が乱れることがあります。

4.録画ができないことがある
録画予約をしたのに録画ができていないという症状も寿命のサインです。
予約設定に間違いがなく、録画用の容量もあるのに録画がされないなら、内蔵タイマーの故障や、内蔵タイマーと録画機能の連携で不具合が起こっていることが考えられます。

5.操作ボタンが反応しない時がある
特定の操作ボタンが使えなくなるのも、HDDレコーダーの寿命のサインだと考えてよいでしょう。まずはリモコンが故障しているだけかどうかを確認し、そうでなければHDDレコーダー自体の寿命かもしれません。

6.データの読み込みが遅くなった
HDDレコーダーの寿命が近づくと、データの読み書きが遅くなることもあります。再生ボタンを押してから再生されるまでに時間がかかったり、録画ボタンを押してから録画が始まるまでに時間がかかるようになったら、寿命が近づいているかもしれません。

7.異音がするようになった
動作時の異音は、内部の部品の劣化や、基板の不具合などによるものだと考えられます。明らかに異常な音がするようになったら、寿命だと考えて買い替えるのが賢明です。

8.本体が異常に熱くなる
HDDレコーダー本体が異常に熱くなるようになった場合も、内部の部品の劣化などが考えられます。使い続けることで発煙する危険性もあるので買い替えをおすすめします。

HDDレコーダーの寿命を伸ばすには

 



HDDレコーダーは、設置環境によって寿命が短くなります。直射日光があたる場所や高温多湿となる場所、ホコリっぽい場所などに置かず、長時間使わない時は電源を落としておきましょう。
また、レンタルDVDなど汚れたディスクの使用ができるだけ控え、定期的にクリーニングして清潔な状態をたもちます。データの読み書き回数はHDDレコーダーに負担をかけるため、最低限に抑えるようにしましょう。