単身での引っ越しに挨拶は必要?
一人暮らしで引っ越しをしたときに、お隣さんや近所の方にあいさつをするか悩みますよね。
最近では都会を中心に近所との付き合いが減っている傾向にあり、あいさつをしない方が増えているようです。
これには理由があり、しないほうが良い場合もあります。
ここでは、引っ越しのあいさつについて、一人暮らしや単身赴任をする方に向けてお伝えします。
あいさつはマナー?
一般的にマンションやアパートへの引越しの際は、上下の階と両隣の4部屋にあいさつをするのがマナーと言われています。
あいさつをしておくことで、近所にどのような方が住んでいるかを知ることができ安心することができます。
例えば「仕事が夜遅いため、夜中に音を立ててしまうことがあるかもしれません」というようなことを伝えておけば、多少な物音がしても事前に伝えてあるので、トラブルに繋がることを避けることができるでしょう。
あいさつに行くときは、タオルや洗剤など千円程度の日用品を持参しましょう。
年齢や性別に関係なく使えるものがオススメです。
あいさつをしないほうが良い場合もある
あいさつはマナーですが、しないほうが良い場合もあります。
一人暮らしではご近所づきあいをすることはあまりなく、生活リズムが異なっているため、長期間暮らしているのに顔を合わせたことがないことも少なくありません。
特に仕事が夜勤の方の場合は、日中に訪問をすると睡眠を邪魔してしまうことになってしまいます。
このように生活パターンはさまざまであることも考えると、訪問を控えたほうがいいこともあります。
また女性の場合は、あいさつをすることで周りに「一人暮らしの女性である」ということが知られてしまいます。
これが原因でストーカーの被害にあってしまうというケースも稀に起こります。
そのためか、親が心配して「あいさつはしないでいい
と言うことも。
相手によっては、訪問しなかったことで悪い印象を与えてしまう場合もあるので、初めてすれ違ったときにはしっかりあいさつをすることが大切です。
不動産や大家さんに聞いておこう
あいさつをするときに分からないことがある場合は、その物件や地域のことに詳しい不動産(管理会社)や大家さんに聞くことをオススメします。
最近では個人情報の保護が優先されているため、隣にどんな方が住んでいるか詳しくは教えてもらえないことが多いです。
詳しくは教えてもらえないですが「女性・男性が多い」「学生が多い」というような情報は得ることができます。
また、あいさつに行くか判断に迷ったときは「引っ越しのあいさつはどうしたらいいか」「他の方はしたのか」など聞いておき、その回答によって判断するのが最善でしょう。
あいさつはマナーですが、長期間住む予定がない場合や女性だから防犯面が心配という場合もありますので、必ずしも訪問をしてあいさつをする必要はありませんよ。