引っ越しの時、大事な家具が壊れてしまったらどうする?

引っ越しの際、家具の大小に限らず荷物の運搬は引っ越し業者に任せますよね。

引っ越しのプロに頼んでいるから大丈夫だと思っているかもしれませんが100%安全ということはありません。
人の手で運ぶので、どうしてもキズがついてしまったり破損してしまうこともあります。

もし大切な家具が壊れてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
補償をしてもらうことはできるのでしょうか?

まず、引っ越し前に写真を撮っておく

カメラ
高価な家具や絶対に壊れたら困る家具は、運搬前にあらかじめ写真を撮っておきましょう。

元々キズがついているところなども写真に撮っておけば、自分の勘違いだったということも防げますし、万が一業者側に気のせいだと言われた時に証拠になります。

運搬前に作業員に口頭で説明しお互いに確認しておくと、大事な家具だということが伝わり、より慎重に荷物を運んでくれるはずです。

また、引っ越しは、便利屋やなんでも屋のようなところに頼んだほうが安上がりなことが多いです。

ただし、そのようなところは補償がないところがほとんど。
壊れてしまったら困るような大事な家具がある場合は、引っ越しを専門にしている業者に頼むようにしましょう。

破損を発見したら3ヶ月以内に連絡する

電話
もし大事な家具に破損が発覚したら、引っ越しから3ヶ月以内に連絡する必要があります。

原因が引っ越し業者にあることが証明できれば、1年以内に補償しなければいけないと定められていますので、修理もしくは代替品、同等の金額の支払いがされるはずです。

高価な家財には特別保険をかける

会議
普通の保険の賠償額は、上限が約一千万円です。
それを越える美術品や骨董品、ピアノなどの高価なものは、通常の保険だけでは満足に補償してもらえないこともありますので特別保険をかけておくと安心です。
補償の内容は業者によって異なりますので、見積り時に相談しましょう。

レンタル家具もアリ!

部屋 レンタル家電
単身者や引っ越しが多くて家具の調達や管理が大変だという人は、レンタル家具もいいかもしれません。

家具の配送や撤去、メンテナンスまで全て任せることができますので、引っ越し業者による家具の破損の心配がありません。

また、引っ越しの初期費用も抑えられます。

大切な家具にキズがついたり、壊されてしまったら悲しいですよね。

きちんと証拠が残っているのにどうしても引っ越し業者が対応してくれない場合は、消費者生活センターや全日本トラック協会に訴えてみましょう。
親身に対応してもらえますよ。