その使い方は間違っているかも? 「羽毛布団」の正しいかけ方とは?


その使い方は間違っているかも? 「羽毛布団」の正しいかけ方とは?

暖かく眠れるはずの羽毛布団なのに、使っていてもそれほど暖かさを感じないとお悩みではありませんか? 羽毛布団が暖かく思えない場合には、もしかすると布団のかけ方を間違えているのかもしれません。
寒い冬でもぽかぽかと暖かく眠れるよう、羽毛布団の正しい使い方や毛布との組み合わせ方を知っておきましょう。

羽毛布団と毛布、どちらを上にかけるのが正解?

テレビなどの特集で、羽毛布団の正しいかけ方について目にすることもあると思います。しかし、「毛布は布団の下に敷くべき」「羽毛布団の上に毛布を敷いたほうがいいい」など、いくつかの説があり、どうするべきなのかと悩む方もいるのではないでしょうか。
羽毛布団の中に詰められている羽毛は、体温を感知して膨らみ、保温性を高めるという性質をもっています。つまり、羽毛布団で暖かく眠るためには、体に直接羽毛布団を触れさせることが大切です。体と羽毛布団の間に毛布を挟むと、羽毛の保温効果が十分に発揮されなくなってしまうので気をつけましょう。

毛布は羽毛布団の上にかけよう

羽毛布団を使うときには、羽毛布団を敷いた上に毛布をかけるのがおすすめです。
気温が下がり寒さを感じやすい日には、毛布でフタをするようにして羽毛布団の保温効果を高めるとよいでしょう。とはいえ、羽毛布団だけで十分に暖かいというときには毛布は必要ありません。
羽毛布団ではない綿などの掛け布団を使っているときには、毛布と布団のかけ方が逆になります。綿の布団には羽毛布団のように体温を感知して保温性を高める効果がないので、先に毛布をかけてから布団をかけるのが最適です。

羽毛布団の効果を引き出すためのポイント

ここからは、羽毛布団を暖かく使うために知っておきたいポイントをご紹介いたします。

羽毛布団は軽くほぐす

寝る前には、羽毛布団を軽く揉むようにしてほぐしておきましょう。こうすることによって羽毛が広がりやすくなり、保温性が高まります。
ただし、強く揉むと羽毛が折れてしまう可能性があるので注意しましょう。

羽毛布団にカバーをかける

冬であっても、人間は寝ている間にコップ1杯分ほどの汗をかきます。羽毛布団の汚れを防ぐためにも、布団カバーは必ずかけるようにしましょう。定期的に布団カバーを取り外して洗濯しておけば、羽毛布団自体を洗濯しなくても快適に使い続けられます。

羽毛布団を定期的に干す

羽毛布団に湿気がこもるのを防ぐために、定期的に干すようにしましょう。ただし、羽毛布団を直射日光に当て続けると傷んでしまうので、陰干しをするのがおすすめです。
スペースがなかったり雪の日が続いたりと外干しが難しい場合には、室内に干しても問題ありません。



体に直接羽毛布団を触れさせるのが、羽毛布団の暖かさをより高めるためのポイントです。さらに暖かく眠りたいときには、羽毛布団の上に毛布をかけるようにするとよいでしょう。
寒い冬でも快適に眠れるよう、正しいかけ方で羽毛布団を使ってみましょう。