花粉症対策としてぜひ取り入れたい! 空気清浄機の賢い使い方とは?



部屋の空気をキレイにしてくれる空気清浄機は、花粉症の人にとってとてもありがたいアイテムです。とはいえ「花粉対策として空気清浄機を導入したものの、効果に疑問が残る」「空気清浄機を使っていても花粉症の症状がおさまらない」なんて方もいるのではないでしょうか。
せっかく花粉症対策として空気清浄機を使うのなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。ここでは、空気清浄機の効率的な使い方のコツをご紹介します。

花粉症対策に空気清浄機を導入しよう

空気清浄機は気口から室内の空気を取り入れ、フィルターを通してキレイにした空気を再び室内に送り出す仕組みになっています。一般的な空気清浄機の場合、フィルター目盛りは0.3マイクロメートルです。つまり空気清浄機は、0.3マイクロメートル以上の物質に対して効果を発揮するということになります。
アレルギーの原因となる花粉は20~40マイクロメートル、ハウスダストは10~100マイクロメートルほどの大きさなので、空気清浄機を使えば十分に対策が可能です。

空気清浄機はどこに置くのが効果的?

空気清浄機は汚れた空気を吸い込んでキレイにしてくれるものなので、空気が汚れやすい場所に置くのが効果的といえます。オススメの置き場所は部屋の入り口です。また、玄関から入ってくる花粉を除去するために玄関に空気清浄機を設置する方もいます。
空気清浄機を有効活用するポイントは、空気が動きやすい場所を選んで設置することです。空気清浄機の吸気口は、強力に空気を吸い込むようなものではありません。そのため、空気の流れが停滞するような場所に空気清浄機を置いても十分な効果が得られないのです。
空気清浄機は部屋の端に設置するのではなく、広々とした場所に置くようにしてみましょう。特に、うしろ部分に吸気口がついているタイプの空気清浄機は、吸気口をふさがないよう壁から離して使うのが効果的です。

空気清浄機の効率をさらに高める方法とは?

空気清浄機を使うときに、エアコンやサーキュレーターを併用するのもおすすめですよ。
エアコンやサーキュレーターの風で室内の空気を動かせば、空気清浄機を使ったときの効率は飛躍的に高まります。
エアコンの冷房を使っているときには空気清浄機をエアコンの真下に置きましょう。暖房の場合には、エアコンの反対側に空気清浄機を置くとより効率が高まりますよ。サーキュレーターは、空気清浄機の近くに設置すればOKです。

空気清浄機は定期的にお手入れしよう

せっかく空気清浄機を置いても、フィルターが汚れていては十分な効果が得られません。花粉症のつらい症状を和らげるためにも、空気清浄機のフィルターは定期的にお手入れしておきましょう。
また、フィルターには寿命があるということも知っておきたいですね。フィルターの寿命は約2~10年と機種によって幅があるので、説明書などをチェックしておき時期が来たら取り替えましょう。



空気清浄機は、置くだけで家の空気をキレイにしてくれる嬉しいアイテムです。せっかく空気清浄機を設置するのなら、その機能をより発揮できるよう置き場所や使い方にこだわりたいものです。
花粉症に悩まされている方は、今回ご紹介した方法を参考に空気清浄機を上手に活用してみてくださいね。