布団に付着する花粉、どう対策すべき? 春先の布団ケア方法をご紹介!



花粉症のつらい症状に悩まされる方は年々増えているといわれます。
花粉症の人が春先に困ることの1つに、洗濯物や布団の外干しが挙げられます。特に、布団はできるだけ屋外に干して日光に当てたいものですが、外干しすることで花粉が布団に付着すると、寝るときに症状が出て大変です。
そこで今回は、花粉症の人が知っておきたい春先の布団ケア方法について詳しくご紹介いたします。

花粉症の人が知っておきたい、春先の布団ケア方法

花粉症の症状の中でも、起き抜けにくしゃみや鼻詰まりが起きる「モーニングアタック」に悩まされる方は多いもの。また、花粉症の症状で寝られないというお悩みをもつ方もいるはずです。
就寝時や起床時の花粉症のお悩みを緩和するためにも、布団に花粉を付着させない方法をチェックしてみましょう。

1. 布団を干す時間帯に注意!

スギやヒノキの花粉は、日の出とともに舞い始め、お昼頃に市街地に到達するといわれます。つまり、午前のうちに布団を干して花粉のピークの時間帯までに取り込めば、花粉が付着するリスクをかなり減らすことができます。
ただし日の出前の時間帯は湿気が多いため、早朝に布団を干すのはあまりおすすめできません。太陽が出ている時間帯に干したほうが布団のためにはおすすめです。

2. 花粉対策グッズを活用しよう

近年では、布団にかぶせて使う布団カバーや布団シートなども市販されています。こういったカバーやシートをかぶせた状態で布団を干せば、花粉の付着を防ぐことができます。

3. 布団を室内に干すのも有効な方法

花粉症の時期には布団を外に干さないという選択肢もあります。ただし、布団を敷きっぱなしにすると湿気が溜まってカビの発生やダニの繁殖が起きやすくなるので気をつけましょう。
布団干しラックがあれば、室内でも布団を干すことができますよ。布団ラックがない場合、イスなどを並べてから布団を引っ掛けるようにして干すという方法でもOKです。
布団は、直射日光が当たる窓辺などに干すとよいでしょう。室内に干した布団に向けてサーキュレーターを使えば、より効率的に湿気を除去することができます。

4. 布団乾燥機や布団クリーナーを活用する

布団の清潔さをキープするために、布団乾燥機や布団クリーナーを活用する人も増えています。
布団乾燥機を使って湿気を除去すれば、ダニやカビを防ぐことができます。近年では、ダニや花粉を叩き出して吸引してくれる高性能な布団クリーナーも数多く販売されています。実際、こういったアイテムを導入してから花粉症の症状が緩和されたと感じる方もかなり多いようです。



布団に花粉が付着しないよう万全の対策を心がければ、就寝中の症状が緩和できるかもしれません。春先は、できるだけ花粉が付着しないよう布団のケア方法を工夫してみましょう。
ご紹介した方法に加えて、寝室に極力花粉を持ち込まないことも重要です。布団に入る前には、髪や服についた花粉を必ず除去するように気をつけておきましょう。