部屋の広さに合わせたテレビの選び方

テレビの選び方
テレビを選ぶときに気になるのが価格や機能、サイズですよね。
特にサイズは「部屋の広さに合っているか」を考える上で大切なポイントです。

そこで今回は、自分の部屋の広さに合ったサイズのテレビを選ぶ方法をご紹介します。

基本はテレビを見るときの視聴距離

テレビの大きさと解像度によって、どれくらいの距離まで近づいても画素が見えないか計算したのが視聴距離です。
この視聴距離には個人差がありますが一般的に目安は「画面の高さの3倍」と言われています。

目安なのでそこまで意識する必要はないですが、高画質で大きなテレビにした場合は距離によって映像が粗くなってしまうので、注意した方が良いかもしれません。

部屋の広さとバランスが取れたテレビを選ぶ

視聴距離だけで考えれば、1.9mの距離が取れれば6帖の部屋でも52v型のテレビを置くことはできます。
しかし、テレビは床に直接置くわけではないので、テレビボードのことも考えなくてはいけません。

インテリアの面からすれば、テレビ本体よりもテレビボード幅が広いと視覚的にも安定感があります。
ただ、52v型が置けるテレビボードとなると幅が160~180cmほどになってしまいます。
これでは、6帖では部屋にゆとりがなくなってしまいます。
そのため、部屋の広さとバランスを考える必要があります。

バランスの目安(テレビボードを使った場合)としては、10帖以上が55型以上、10~8帖が46型、8~6帖が40~37型、6~4.5帖が32型になっています。

上記のサイズはあくまで目安です。
テレビの配置によってもサイズは変わってきます。

また、テレビボードに置く以外では「壁掛け型」や「型面収納型」「家具一体型」などがあります。
これらは床のスペースを取らないので、大きめの画面でも比較的圧迫感を感じずに見ることが可能です。

部屋の広さに合っているか確認する方法

部屋の広さに合っているか確認する方法
まずは、メーカーのホームページやカタログで気になっている型の寸法を確認しましょう。
確認した寸法を段ボールや厚切りの紙などに写し、部屋に置いてみます。

これは、アナログな方法ですが自分の部屋に合っているか確実に確認できるので、失敗せずテレビを選ぶことができますよ。

また、メジャーを使ったり、他の人に両手を広げてもらいテレビを置きたいと考えている場所に立ってもらえば、それだけで具体的な大きさのイメージを持つこともできます。

自分の部屋の広さにあったテレビを選ぶには、テレビとの視聴距離や自分の広さとバランスの目安を確認する必要があります。
これから家具をそろえるという方や買い替えるという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。