洗濯機のお手入れ頻度とは? 洗濯槽のキレイを保つためのポイント


洗濯機のお手入れ頻度とは? 洗濯槽のキレイを保つためのポイント

洗濯機は、大人数の家族なら毎日、一人暮らしであっても数日に一度という頻度で使うものです。何度も洗濯をするうちに、洗濯機の内部には少しずつ汚れが蓄積してしまいます。
実は、洗濯槽はかなり汚れやすいので気をつけましょう。
今回は、洗濯機を清潔にするためのお手例方法について解説いたします。

洗濯機には汚れが蓄積しやすい!

お手入れをしていない洗濯機には、カビをはじめとした不衛生な汚れがついてしまいます。
カビは温度が20~30℃、湿度80%以上という場所に多く発生します。洗濯を終えたあとの洗濯機の内部は湿度が高いため、カビが繁殖してしまうことがあるのです。
日用雑貨メーカーエステーの調査によると、洗濯を数日に一度する洗濯機は、洗濯を毎日している洗濯機よりもカビの量が多かったそうです。また、購入後数ヵ月から1年程度の洗濯機と10年使っている洗濯機を比べたときには、カビの検出率は変わらなかったといいます。
使用頻度が低い洗濯機や購入からそれほど時間が経っていない洗濯機でも、内部にはカビが発生している可能性が高いので十分気をつけましょう。

洗濯機のお手入れ方法や頻度とは?

洗濯機のお手入れは、毎回すべき作業と数ヵ月に一回程度すべき作業に分けられます。ここからは、洗濯機の部分ごとに掃除の頻度をチェックしてみましょう。

洗濯のたびに掃除すべき場所

洗濯をしたあとには、糸くずフィルターや乾燥フィルターを毎回掃除しておきましょう。
フィルター部分にはどうしても細かい汚れが溜まってしまうものです。不衛生な状態のフィルターを通して洗濯を続けていると、洗濯物の衛生状態も悪くなってしまいます。

週一回程度掃除しておきたい場所

洗濯パンや排水口の部分は、1週間に1回程度チェックしておきましょう。
洗濯パンにはホコリや髪の毛汚れが蓄積しがちです。この汚れを放置していると排水口のつまりが起きることがあるので、こまめに汚れを取り去っておきたいものです。

洗濯槽は1~2ヵ月に一度掃除する

洗濯槽の汚れは1ヵ月に1回、または2ヵ月に1回程度掃除しておく必要があります。
洗濯槽の掃除には、市販の洗濯槽クリーナーが使えます。塩素系や酸素系のクリーナーを購入し、記載されているとおりの方法で洗濯機の掃除をしてみましょう。
汚れの蓄積が激しいときや、洗濯物のイヤなニオイが気になるときには、槽洗浄コースを選択したあとにじっくりとつけ置きをし、汚れを浮かせてから落とすようにするとよいでしょう。




洗濯機は使えば使うほど汚れてしまうものなので、定期的に掃除しておくことが大切です。
洗濯機が汚れていると、せっかく衣服を洗っても不衛生な仕上がりになってしまいます。キレイな洗濯機を使って洗濯物を清潔に仕上げるためには、最低でも数ヵ月に一度くらいの頻度で洗濯機のお手入れをしておきましょう。