観葉植物の置き場所はどこがいい? 適切な置き場所とは




部屋に観葉植物を置くと、リラックス効果や空気をキレイにしてくれる効果などがあります。
でも“置き場所”には要注意。置き場所を間違えると、観葉植物の育ちに影響が出たり、枯れてしまったりすることがあるからです。
ここでは、観葉植物の適切な置き場所についてご説明します!

観葉植物の適切な置き場所は、植物によって違う!

心を和ませ空間に彩りを添えてくれる観葉植物には、さまざまな種類があります。実は観葉植物の種類によって、日光を好むもの、弱い日光で十分生育するもの、日光を好まないものなどに分かれているのです。
それぞれの特徴や、どんな場所がおすすめなのかを知っておきましょう。

日光を好む観葉植物

・ハートカズラ
・多肉植物
・ワイヤープランツ
・サンスベリア
・オーガスタ
・クワズイモ など

これらの日光を好む観葉植物は、リビングの窓際などの日光がたくさん当たる場所に置いてあげましょう。

明るい日陰を好む観葉植物

・シュガーバイン
・アイビー
・ガジュマル
・ユッカ
・ベンジャミン
・パキラ など
以上の観葉植物は、レースカーテン越しに日光が届く場所で育ててあげましょう。
窓際から少し離れた風通しの良い場所がベストです。

日陰でも育てやすい観葉植物

・ポトス
・テーブルヤシ
・オリヅルラン
・モンステラ
・マングーカズラ など

比較的に日陰でも育てやすい観葉植物は、強い日光を当てると元気がなくなってしまうことも。蛍光灯の光だけでも育てることができますので、リビングのほか洗面所や玄関など暗めの場所でも生育が可能です。
マングーカズラは高温多湿の環境を好みますので、霧吹きで葉っぱに水分を与えてあげましょう。

暗めの日陰で育つ観葉植物

・アグラオネマ
・ヒメカズラ
・アスプレニウム
・ケンチャヤシ
・ゴムノキ
・シュロチク

耐陰性があり、暗い場所でも育つ観葉植物は、丈夫なので初心者にも育てやすい種類です。玄関や廊下などの日が当たりにくい場所や、白熱灯の部屋でも育ちますが、ときどき窓際で日光を浴びさせてあげるとより生長しやすくなります。

観葉植物を置くのがNGな場所とは?

観葉植物には「乾燥」に弱いものが多く、エアコンの風が直接当たる場所に置くと葉が枯れる原因に。
もし葉が枯れなかったとしても、エアコンの風によって葉が揺れると弱りやすくなってしまいます。
観葉植物を飾るときは、エアコンが当たらない場所に置くようにしましょう。

さらに、閉め切った部屋や空気の動きがない場所に置くのもNGです。
空気の流れが悪い場所では、観葉植物が呼吸しにくくなり、枯れやすくなってしまうのです。

ちなみに、日光を好む観葉植物でも、直射日光を当てるのは避けた方がよいでしょう。
強い直射日光を当てると、葉が日焼け(葉焼け)を起こして生育がうまくいかなくなったり、枯れてしまったりすることがあるのです。
日光を当てる場合は、窓ガラスやレースカーテン越しに当ててあげることを心掛けましょう。

観葉植物がすくすく育つよう、置き場所に配慮してみよう




観葉植物を置くとお部屋がグッと明るく、おしゃれな雰囲気になります。もし置き場所を決めている場合は、置き場所の明るさに応じた観葉植物を選ぶとうまく育てられますよ。
挿し木で増えるタイプなら、どんどん増やしていくのも楽しいですね。

ちなみに観葉植物は、置き場所を頻繁に変えるとストレスを感じて弱りやすくなります。よほどのことがない限り、置き場所は変えないようにしましょう。