衣替えまでに覚えておきたい「立てる収納」のコツとたたみ方
暖かくなり、少しずつ冬服から春服・夏服への衣替えを進める時期になってきました。
衣替えの際、「そういえばこんな服持ってた!」と、シーズン中に着ることなく終えてしまった服がタンスの奥から出てきたことはありませんか?
せっかく服を持っていても、タンスの肥やしになってしまってはもったいないですよね。
タンスの肥やしを作らないためには、工夫して衣類を収納することが大切です。
今回は、衣替えシーズンの今こそ覚えておきたい、衣類をスッキリと収納するためのコツをご紹介します。
ポイントは服を「立てる」こと!
衣類をタンスの中に重ねて収納してしまうと、下の方や奥の方にあるものが取り出しづらくなってしまいます。いざ着たい服を探してみたら、タンスの中がぐちゃぐちゃに散らかってしまう……なんてことも。そのため、ついつい手前にある服ばかり着て、シーズン中に1度も袖を通さないまま終わる服がでてきてしまうのです。
タンスを開けた際、自分の持っている服が一目見てわかるようにするためには、衣類を立てて収納することが大切です。重ねることで隠れてしまう服も、立てておけば見つけやすく、取り出しやすくなりますよ。「手前にあるものを着て、洗濯後は奥の方に収納する」というサイクルを作れば、同じ服ばかり着てしまうこともなくなります。
立てる収納におすすめのたたみ方
服を立てて収納するポイントは、なるべくコンパクトで、なおかつ倒れてシワになってしまわないようたたむこと。今回は、Tシャツとボトムスの基本のたたみ方をご紹介します。
Tシャツのたたみ方
1.Tシャツを平らな場所に置き、片側を身ごろの1/3くらいに折りこむ
2.袖を下に折る
3.反対側も同じように折りこむ
4.1/3幅になったTシャツを半分に折る
5.もう1度半分に折って完成
タンスの深さに合わせてたたみたい場合は、3のあとに半分に折らず、3つ折り、4つ折りにして調整しましょう。
ボトムスのたたみ方
1.ボトムスを平らな場所に置き、両足を重ねるように半分に折る
2.おしりの部分を折りこむ
3.裾部分とコシ部分が重なるように半分に折る
4.タンスの深さに合わせて、2つ折り~3つ折りにして完成
いかがでしたか?
タンスの中身が一目でわかる収納のコツと、基本のたたみ方をご紹介いたしました。立てる収納に切り替えれば、自分の持っている服の数や種類が把握しやすくなるため、「ついつい似たような服ばかり買ってしまう!」というミスもなくなります。
今回ご紹介した基本のたたみ方をその他のアイテムに応用すれば、スッキリと見やすいタンスへと生まれ変わります。
衣替えは、タンスの中を整理するのにベストなタイミングです。春服・夏服への衣替えを機に、立てる収納へと切り替えてみてはいかがですか?