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2030年までの達成目標として世界中で掲げられている『SDGs』。
聞いたことはあるけど、自分には関係ないことだと思っていませんか?

しかし、SDGsは地球を守るための活動で、私たち一人一人の参加が求められています。
この記事では、SDGsとは何か? そしてSDGsの目標の中でも私たちに身近な「つかう責任」に注目して、個人レベルで取り組みが可能な事例についてご紹介していきたいと思います。

SDGsとは?

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳します。世界を変えるための国際目標として、2015年に国連サミットにて加盟193カ国で採択されたもので、「17の目標」が掲げられています。

先進国だけでなく途上国も含めた国々が一丸となって取り組むものとして、2030年までの達成を目指しています。

<SDGsの17の目標>
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を達成しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも 経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

この目標だけ見ると、個人でできることよりも、国や自治体、企業などがほとんどのように感じるかもしれません。しかし、SDGsでは、これら17の目標の下に、さらに具体的な169のターゲットを設けており、個人レベルで取り組めるものがたくさんあります。

SDGs「つかう責任」とは?

個人レベルで取り組めるものでよく登場するのが、17の目標のなかの12番目の「つかう責任」です。
商品を生産する過程において、環境にさまざまな悪い影響を与えることも多く、消費者が物を消費すればするほど、環境への負荷は大きくなります。
そのため、「つかう責任」つまり消費者の責任として、「必要以上に買わない」ということが大切になります。

具体的には次のようなことが取り組めるでしょう。

・食べきれる量を購入する
スーパーでは消費期限内に食べきれる量を意識して購入し、飲食店では食べきれる量を注文しましょう。

・リサイクルできるものはリサイクルする
不要になったものは、まだ使用できるものは必要とする人へ譲るなどし、廃棄するよりもリサイクルを意識しましょう。

・使い捨てのものはなるべく避ける
割りばしや紙コップなど、使い捨てのものはなるべく避けて、消費量やゴミの量を減らしましょう。

・物や資源を大切に使う
衣類や道具を大切に扱うことで長く使えるようにし、水や電気、ガスなどの無駄使いを避けましょう。

レンタルの活用でSDGsへ貢献

近年では、スマートフォンやタブレット端末、家電製品などの電子機器において、まだ使用できるものが大量に廃棄されることが問題視されています。

特に、大型の家電製品を廃棄すると環境への影響も大きく、まだ使用できるものを廃棄してしまうのは「つかう責任」という観点からみても改善が求められています。
まだ使用できる家電製品や家具などを廃棄してしまう要因のひとつとして、半年~数年のみの一時的な一人暮らしが挙げられますが、このような時には家具・家電のレンタルを活用することで解決することができるでしょう。



SDGsに個人で取り組めることとして、「つかう責任」について紹介いたしました。
この記事で取り上げた事のほかにも、地球を守るために私たちができることはたくさんあります。取り組めることから実施してみてはいかがでしょうか。