暖房器具に「こたつ」を取り入れるメリット6つ


暖房器具に「こたつ」を取り入れるメリット6つ

エアコンを主流としてヒーターや石油ストーブ、電気カーペットなどさまざまな商品が存在する暖房器具。最近の傾向として、エアコンと電気ヒーターやカーペットの併用が多いようですが、こたつも根強い人気を集めています。
昔の家庭には必ずと言っていいほどあったこたつは、省エネエアコンなどの普及に押されて需要が減ってはきているものの、こたつならではのメリットがあります。
そこで今回は、こたつのメリットについて注目してみましょう。

こたつのメリット!他の暖房器具より優れている!?

 

空気が乾燥しない

 

エアコンやストーブと異なり部屋全体の空気を暖めないこたつは、部屋の空気を乾燥させません。
冬の空気の乾燥は風邪などのウィルス感染を引き起こし、ドライアイによる肩こりや頭痛、また肌の乾燥は敏感肌の原因となることから、部屋を乾燥させないことは冬の健康管理につながります。部屋の空気を乾燥させないこたつは、冬に起こしがちな健康トラブルを招きにくいというメリットがあるといえます。

空気が汚れない

 

石油ストーブや石油ヒーターなど、石油を使う等は部屋の空気を汚してしまいます。こたつは電気で熱源を暖めているので、空気はほとんど汚れず臭いもありません。

すぐに暖かくなる

 

こたつはテーブルの下の布団の中、という限られた空間だけを効率よく暖めるので、スイッチを入れてからすぐに暖かくなります。外出中に冷えがちな手足などの末端から効率よく暖められるので、効果的だと言えるでしょう。

光熱費が安い

 

省エネエアコンでずいぶん改良されてはいるものの、エアコンやヒーターは、部屋全体を暖めるのでその分光熱費がかかります。こたつには、限られた空間を一度暖めれば布団が暖かい空気を逃さないため、他の暖房器具より光熱費が安いという大きなメリットがあります。1日8時間30日使用するケースなら、1か月の電気代が概算でエアコンより約2,700円~3,200円ほども安上がりになります。
また、空気を乾燥させにくいことから、加湿器の使用が少なくなる分の光熱費も抑えられるのも嬉しいですね。

頭寒足熱で勉強に適している

 

こたつは、一番冷えやすい足先と手先を暖めることから、頭寒足熱の状態を保てるのも特徴。
頭を暖めすぎるとボーッとしてしまいますが、こたつなら頭をスッキリと保つことができるので、勉強をするのにも向いています。

家族団らんの場所ができる

 

こたつがリビングにあれば、自然と家族が集まる機会が増えます。帰宅すると自分の部屋に閉じこもりがちな子どもがいる場合には、家族団らんの時間が確保できて、普段よりも会話がはずむといううれしい効果も期待できますね。

 


暖房器具に「こたつ」を取り入れるメリット6つ

 

こたつのメリットを紹介してきました。最近は、スタイリッシュなおしゃれなデザインのものも増え、夏場は布団を外してテーブルのみ使用できます。
健康にも節約にもつながるメリットの多いこたつ。一度検討してみてはいかがでしょうか。