6畳で一人暮らし! インテリア配置のコツは?
一人暮らしを始める場合、限られたスペースのなかで快適に過ごせるよう、家具の配置に悩む人が多いといいます。特に都心などでは6畳一間という狭い空間での生活となるケースも多く、少しでも広々と感じられる居心地のよい空間になるよう、インテリアの配置を工夫したいものです。
そこで、6畳をはじめとする手狭な部屋で一人暮らしをする方にむけて、インテリアの配置を考えるポイントを紹介いたします。
6畳一人暮らしのインテリア配置のポイント
大きい家具から配置する
まずは大きいサイズの家具の配置から考えましょう。
ベッドを使うのなら、部屋の大部分を占めるベッドの配置を真っ先に決めます。ベッドは、ドアの前や押し入れ、クローゼットのドアの前、そして、洗濯物を干したりするのにベランダを使うならベランダに面した窓際には置けません。したがって、それ以外の壁や窓際にベッドを配置しましょう。
もし部屋が縦長なら、短い壁側に配置した方が部屋を有効に使いやすくなります。
テレビの配線を考慮する
テレビを置く位置は、
①テレビを見る時に座る場所から見やすいこと
②壁にあるテレビ用のアンテナ端子に近いこと
の2点を考慮します。
①は、テレビを見る時間が最も長い場所を考えます。ベッドからなのかソファーや椅子に座ってなのか? そしてその場所から楽に目に入る場所に設置しましょう。
②は、もともと壁にあるテレビ用のアンテナ端子から、なるべく近い場所を選びます。
もし配線が届かなければ伸ばせばよいのですが、なるべくすっきりした部屋を目指すのなら配線の最小限にするのがベストです。
入口から窓までの空間を確保
室内で動きやすい動線を確保するポイントとして、部屋の入口から窓までの空間はなるべく開けておくようにしましょう。外出時や帰宅時のカーテンの開け閉めや、ベランダに出る時、外の天気を確認するなど、意外と窓際へ行く機会はあります。
家具の高さを考慮する
家具を配置する際に、隣り合う家具の高さをなるべく揃えることで、部屋全体がすっきりとした印象になります。
特に、ベッド周辺には背の高い家具を置かないようにしましょう。ベッド周りが広く感じられリラックスできますし、夜中の地震被害も防げます。
家具の色彩を考慮する
家具の色彩はなるべく明るい木目調やアイボリーなど明るめでやわらかい印象のものを選ぶと、部屋が広く感じられます。自分の好きな色にこだわりたいなら、なるべく色彩に統一感を出すようにしましょう。複数色になる場合は、スポットごとになるべく揃えることでスッキリします。
限られた空間でのインテリアの配置を考えるポイントを紹介しました。自分だけの快適空間を作るには、部屋のなかでもっとも長い時間をすごす場所を部屋の中心に配置することも大切です。
自分のライフサイクルにマッチしたインテリア配置を成功させるために、図面に描き起こしてみるのも一つの方法です。実際に引っ越してみたらイメージと違った、なんてことが起こらず、スムーズに新生活に移れることでしょう。