いつでもキレイにしておきたい! フローリングの掃除のコツとは?



近年の住宅にはフローリングの物件が多いですが、皆さんは正しいフローリング掃除の方法をご存じですか? ちょっとしたコツを押さえておくと、ずっときれいな状態をキープしやすくなりますよ。
ここでは、フローリング掃除のコツをご紹介します。

フローリング掃除のコツは?

「フローリング掃除にはいつも掃除機かフローリングワイパーを使っている」というご家庭は多いでしょう。実は、この2つを併用するともっと効率的に掃除ができるのです。

掃除のコツ①:掃除の順序

フローリングをきれいにするには、フローリングワイパーをかけたあとに掃除機がけをするのがポイントです。掃除機が先だと、細かなホコリやちりなどを舞い上げてしまい、あとからまたフローリングに積もってしまいます。
掃除はホコリが床に落ちている朝のうちにおこなうのがおすすめです。ドライタイプのフローリングワイパーで大まかにホコリ等を取り除いたら、フローリングの目に沿ってゆっくり掃除機をかけましょう。

掃除のコツ②:ぞうきんで水拭きするとさらにキレイ

フローリング表面には足の裏の皮脂などが付着しています。この皮脂を放置すると、黒ずみの原因になるのです。フローリングのキレイさを長持ちさせるためにも、月に1回は水拭きをしましょう。
水拭きの方法は、かたく絞ったぞうきんを使うのがポイント。そのあとはすぐに乾いたぞうきんで乾拭きし、水気を取ります。水気が残ったままだとフローリングが痛んでしまいますよ。

掃除のコツ③:たまにワックスがけをすると、光沢キープ

フローリングの表面は摩擦などで光沢がなくなり、手触りも悪くなってきます。そのため、半年に1回はツヤ出しワックスを塗ってあげましょう。ワックスには液体タイプとシートタイプがあり、本格的なのは液体タイプ、手軽なのはシートタイプです。好みに応じて選んでみてください。

ワックスがけの際は掃除のコツ①~②を参考にお手入れをして準備しておきましょう。また、ワックスのムラが生じないよう、暑すぎず寒すぎない日におこなうのもポイントです。
部屋の奥から手前へとワックスをかけ、完全に乾いたあとは窓を開けて換気をしましょう。

フローリング掃除で注意したいこと

フローリングの黒ずみは、掃除機などではなかなかとることができません。そのため洗剤を使って掃除する方も多いでしょう。このとき、セスキ炭酸ソーダや重曹など「アルカリ性の洗剤」を使うのはNGです。
アルカリ性洗剤は油汚れを中和して落としてくれるので、見た目にはきれいになります。しかし同時に、フローリングのワックスもはがしてしまいます。
もし洗剤を使う場合は、台所用洗剤などの「中性洗剤」を使うようにしましょう。

また、いきなり掃除機をかけると、固いゴミなどを引きずってフローリングが痛んでしまうことも。
フローリングワイパーで軽くゴミを集めてから、掃除機掛けをするように徹底しましょう。

こまめな掃除で、ピカピカなフローリングを目指そう!

フローリングの黒ずみを防ぐには、普段からフローリングワイパーと掃除機でこまめに掃除すること、月1回の水拭きを徹底することが効果的です。黒ずんでしまう前に対策を打っておきましょう。

また、フローリングの上を歩く際に靴下やスリッパを履くのもよい方法です。こうすることで足裏から出る皮脂の汚れが付着しにくくなりますよ。
こまめな掃除と汚れ対策をおこない、常にピカピカのフローリングをキープしましょう!