次の冬までキレイに保管! 掛布団の収納テクニック

次の冬までキレイに保管! 掛布団の収納テクニック
長かった冬が終わりに近づき、だんだんと春らしさを感じる日が増えたこの頃。暖かくなってくると、衣類だけでなく寝具の衣替えもしたくなりますよね。
掛布団を次の冬までキレイに保管しておくためには、収納前にひと手間をかけることが大切です。掛布団をキレイに保管しておくコツをご紹介いたしますので参考にしてみてください。

 

掛布団の基本的な収納

掛布団は羽毛や綿など素材に違いがありますが、基本的な収納方法は同じです。布団は湿気を吸いやすいので、収納する前に乾燥させてから通気性のよい布団袋に入れましょう。この際に使用する布団袋は、掛布団の種類によって分けるのがポイントです。
素材が綿の場合は圧縮タイプの袋を使用しても布団が傷みにくいですが、羽毛の場合は圧縮袋を使用するとふんわり感が損なわれる可能性があります。羽毛の掛布団を袋に入れるときには圧縮タイプではない一般的な通気性のよいカバーを使用しましょう。

 

掛布団は乾燥させて清潔にしてから収納

掛布団は眠っている間の汗を吸って湿っていることが多いので、収納前にしっかり乾かすことが大切です。天日干しの場合は、長く干し過ぎると生地が傷むこともあるため、表と裏に分けてそれぞれ1時間を目安に干しましょう。
また、冬から春にかけての衣替えシーズンは花粉が気になる季節です。花粉の付着が気になる方は、天日干しの際に使用できる天日干しカバーを利用するのがおすすめです。

 

天日干し以外に、布団乾燥機を使用するという方法もあります。布団乾燥機を使うときは、50度以上の状態を30分維持すると、布団を乾かすだけでなくダニ退治もできます。
しかし、あまりに高温になると布団が傷む原因になるため、70度以上にならないよう注意しましょう。

 

また、乾燥だけでなく洗濯をしてから収納することで、より一層清潔に保管できます。
とはいえ自宅で布団を洗濯するには手間やテクニックが必要になり、クリーニング店に依頼をするとコストがかかるもの。手間やコストを削減したいという場合には、掛布団カバーだけを洗濯して、布団専用掃除機を使うとよいでしょう。布団の中に入り込んでしまっているホコリやダニの死骸やフンを吸い取ることができます。

 

掛布団の理想的な収納場所

掛布団を収納する場所の理想的な環境は、換気がよく湿気が少ないことです。家の納戸は布団の収納に適した設計になっていることが多いため、納戸がある場合には上手くスペースを空けて上手に収納しましょう。
また、マンション住まいなどでロフトがある場合には、納戸の代わりに利用するのもおすすめです。ただし、高い場所で大きな布団を出し入れするときには、転倒などに注意してください。

 

掛布団の理想的な収納場所<

せっかく収納前に汚れを落として乾燥させていても、湿気のある場所で保管すると、カビや
ダニが発生する原因になってしまいます。通気性のよい環境を作ることが、布団をキレイに保管するコツです。布団をキレイに保管するためのスペースが無い場合は、クローゼットや押し入れの中を布団に適した環境へ整えましょう。
クローゼットや押し入れは湿気がこもりやすい場合がありますが、すのこを底に敷くことで空気の通り道ができ、通気性がアップします。
また、防虫機能の付いた布団ケースの中に除湿シートを敷き、その中に布団を収納する方法もおすすめです。掛布団の数や収納スペースの広さにあわせて収納方法を選びましょう。