一人暮らしの暖房費は平均いくら? 節約方法とは?

一人暮らしの暖房費は平均いくら? 節約方法とは?
冬は夏に比べて電気代が割高になる傾向があります。
一人暮らしを始めたばかりの頃、冬の電気代の請求額に驚いた事がある方もいるでしょう。
冬の電気代が高くなる主な原因はエアコンの暖房です。
今回は、一人暮らしの暖房費の平均額と、お得に生活するための節約法をご紹介します!

一人暮らしをしている人は暖房費にどれぐらい使っている?

総務省の2014年度の調査によると、一人暮らしの1ヵ月の電気代の平均額は夏5,103円、冬6,988円となっていて、夏と冬では約2000円弱もの差があることが分かります。
エアコンの暖房機能を使う場合、冬の適正温度は20度です。
暖房は、設定温度を1度上げるだけで電気代が10%も変わってしまうといわれており、電気代節約のためには、適正温度を守ることが大きなポイントとなります。

節約はしたい! でも寒いのはイヤ! 上手な温まり方とは?

暖房を長時間使用してしまうと、電気代が高額になってしまいます。
しかし、冬本番にもなると部屋は冷え切り、暖房を使わない限りいてもたってもいられません。寒さを必要以上に我慢してしまっては、体調不良を起こしてしまうこともあります。
寒さを我慢せずに効率よく温まるためには、ある工夫が必要です。
暖房費を節約しながら、上手に寒さを回避する方法をご紹介いたします。

・エアコン以外の暖房器具を使う
今や、エアコン以外にもさまざまな暖房器具がありますが、一番暖房費が高くなりやすいのは、やはりエアコンを使用したときです。
コタツやヒーターのほうが電気料金を安く抑えることができるため、日中に使用するのであればコタツや電気ストーブのほうが経済的です。

・厚着をする
部屋の中にいるときでもパーカーやニットを着るなど、できるだけ厚着をするようにしましょう。裏起毛やウールなどは、温かく着心地もいいためリラックス気分を味わうことができますよ。また、厚着にプラスして、ひざ掛けやブランケットを使用するのもおすすめです。

・足元を温める
足元が冷えていると全身の寒さを感じやすいです。
とくにフローリングの部屋の場合、床の冷たさがダイレクトに伝わってくるため、寒さを余計に感じてしまいます。室内にいるときは、靴下やスリッパを履いて足元が冷えないようにしましょう。また、就寝時は足元に湯たんぽを使用して、布団の中を温めておくのがおすすめです。

・窓の防寒対策を
窓に隙間があったり、カーテンをつけていないと外気が入り込んできたり、外の寒さが伝わってきてしまいます。そのため、せっかく暖房をつけてもなかなか部屋が温まらないこともあります。長めのカーテンを使用する、結露防止シートを使うなどして部屋が冷めないよう窓の防寒対策をすると良いでしょう。

一人暮らしの暖房費は平均いくら? 節約方法とは?

冬は忘年会や新年会などで出費がかさむ季節でもあります。他にも、年明けの初売りセールやお正月のイベントなど、お金を使う場面がたくさん。冬を楽しく過ごすためにも賢く節約をして、暖房費をおさえていきましょう。