今だから知っておきたい！　テーブルの除菌方法とは

食事をしたりお茶をしたりするテーブルには、ホコリや手垢、食べこぼしなどのさまざまな汚れや菌が付着しています。そのため、清潔を保つ目的で水拭きをしている方も多いのではないでしょうか？
実は水拭きをすることで、かえって菌が増殖してしまう可能性があるのです。
そこで今回は、今の時期だからこそ確認しておきたい「テーブル除菌」について解説します！

テーブルに水拭きがNGな理由は？

家族が食事やおやつの時間に使用するテーブルは、食べこぼしや手垢、ホコリなどが付着しやすく、常に菌が繁殖しやすい環境にあります。そのため、テーブルの汚れを落とそうとして毎回台ふきんで水拭きをしている、という方は少なくありません。

しかし、水拭き用の台ふきんに菌が繁殖していた場合、菌をそのままテーブルにこすりつけているような状態になってしまいます。つまり一見清潔に思えても、テーブルの菌を増やしてしまっている可能性があるのです。

テーブルの除菌方法には「アルコール」が効果的！

テーブルをしっかり除菌するには、アルコールをスプレーして拭き取ることがもっとも有効です。
アルコールにはウイルスの膜を壊して弱体化させる効果があるため、感染症が流行っている時期にピッタリの方法です。また、手垢などの皮脂汚れが落ちやすくなる効果もあります。

テーブルの除菌手順

アルコールスプレーをテーブルに直接吹きかけたら、キッチンペーパーや清潔なふきんで拭いていきましょう。
少し力を入れながら拭くことでしっかりと汚れを落とせます。このときテーブルの隅や側面も拭いておくとより効果的です。
より手早く掃除をしたい場合は、アルコール除菌シートを用意しておくとサッと使えて便利です。
アルコールが苦手な方は、ノンアルコールの除菌剤も販売されていますので、うまく使ってみましょう。

小さなお子さんがいる家では「テーブル裏」もチェック！

また、小さなお子さんがいるご家庭では、テーブルの「裏」も拭くのがポイントです。
小さな子どもはご飯を食べた手でテーブルのあちこちを触ります。そのため、テーブルの裏に汚れがついていることも多いのです。
普段意識しないと見ない場所なので気付きにくいかもしれませんが、毎日のお手入れの際にチェックしておくと安心ですね。

テーブルをアルコール除菌する際の注意点

アルコールは白木のテーブルや漆塗りのテーブル、水が染み込んでしまう素材には使えません。また、塗装方法によっては色落ちしてしまう場合もあります、
アルコールが使えるかどうかは、お使いのテーブルの説明書を確認したうえで判断しましょう。

正しい除菌方法を知り、テーブルを清潔に保とう！

テーブルは日々の暮らしの中で自然に汚れていきます。また、菌やウイルスが繁殖したテーブルで食事をすることで、手指から体内へと侵入し、さまざまな病気を引き起こす原因になってしまうおそれも。これから暖かくなってくれば、胃腸炎や食中毒などの心配もありますね。
健康を守るためにも、テーブルを使う前と使った後には必ずアルコールで拭き、清潔さを保つようにしましょう！