寝室の乾燥対策4選! 冬も快適な睡眠を
冬になると「寝室の乾燥が気になる」という方も多いのではないでしょうか。
空気が乾燥すると喉が痛くなるだけではなく、肌の乾燥や風邪をひきやすくなってしまうなどのデメリットがあります。また、喉の痛みで安眠できないということにもなりかねません。
乾燥による影響を少しでも減らすには、対策をおこなうことが重要です。
ここでは、寝室の乾燥を予防する対策を4つご紹介します。
寝室の乾燥対策で初めに知っておきたいこと
一般的な住宅屋内の湿度は30%~80%です。しかし冬のように空気が乾燥している時期は、室内の湿度がとても低くなります。また、室温を上げるためにエアコン暖房を利用すれば、さらに乾燥を感じることになります。
空気の乾燥は喉の痛みや肌の不調、風邪などの感染リスクを高めます。加えて、火災のリスクも心配です。
冬に火災が起きやすいのは、湿度が低い場所では空気中の水分が少ないため、発火した場合に燃え広がりやすくなるからなのです。
これらのさまざまなリスクを防ぐには、適切な方法で加湿をすることが重要です。
寝室の加湿におすすめの方法4選
寝室の加湿で気を付けたいのが「カビ」です。
寝室はリビングなどに比べると小さな空間です。加湿をしたはいいものの、加湿をしすぎて窓に結露が生じると、カビが生える原因になってしまうでしょう。
では、寝室を適切な湿度に保つには、どのような方法で加湿をすればよいのでしょうか。
おすすめの加湿方法をご紹介しますので、順に見ていきましょう。
加湿器で加湿する
加湿器を使うと寝室を効率よく加湿することができます。カビや結露が気になる方は、ベッドサイドにコンパクト型の加湿器を置くとよいでしょう。製品によってはアロマオイルを加え、自分好みの香りの蒸気にすることもできます。
寝室が広い場合は、床置き型の加湿器がおすすめです。湿度を調整できるものなら、加湿しすぎによる結露やカビも防げます。
マスクをして寝る
もっとも手軽なのが、マスクをして寝ることです。
マスクの中で呼吸を繰り返す際、呼気に含まれる水蒸気を再び吸い込むため、喉の保湿に役立ちます。最近は肌触りのよい就寝用の布マスクも販売されていますので、就寝時に取り入れてみてはいかがでしょうか。
室内干しをする
部屋の中で洗濯物を干すのも加湿効果があります。洗濯物から蒸発した水分によって部屋全体を加湿することができます。部屋干しのニオイが気になる方は、部屋干し用洗剤を使うか、酸素系漂白剤を加えて洗濯してみましょう。
乾きが遅いのが気になる方は、干すときにサーキュレーターや扇風機で風を送りましょう。空気の流れができて乾きやすくなります。室内干し自体に抵抗がある方は、タオルを濡らして干すだけでも効果があります。
観葉植物を置く
観葉植物は安らぎを与えてくれるだけではなく、乾燥対策にも効果があるといわれています。
植物には水分を根から吸い上げて放出する「蒸散」という仕組みがあり、置いているだけでお部屋を加湿してくれるのです。加湿器ほどの劇的な効果はないですが、試してみる価値はあるでしょう。
体調管理のためにも、寝室の乾燥対策をしよう!
寝室の空気が乾燥していると、喉の痛みなどで不快感を覚えます。乾燥がひどくなれば体調を崩したり、お肌の不調や睡眠の妨げの原因になったりする場合も多いです。
ご紹介したさまざまな方法で加湿して適切な湿度をキープし、ぐっすり眠れる環境を作ってみましょう。