夏はおいしい麦茶をゴクゴク飲みたい! 簡単でおいしい麦茶の作り方
夏の冷蔵庫には麦茶が欠かせませんよね。麦茶はゴクゴク飲めておいしいだけでなく、ミネラルをはじめとした体に良い成分を摂取できるという良さもあります。
普段、麦茶を水出しで作っているという方は多いことでしょう。
もちろん水出しでも十分においしく作ることができますが、ひと手間加えれば香りや旨味が格段に違うおいしい麦茶が作れますよ。今回は、簡単なのにおいしい麦茶の作り方をご紹介します。
おいしい麦茶は煮出して作ろう
麦茶は煮出して作れば味わいが格段に増しますし、煮沸することで殺菌できるので衛生面でも安心です。
まずは麦茶のパッケージに記載されている量の水をヤカンに入れ、火にかけて沸騰させましょう。
沸騰した状態のときにティーバッグを入れて1分程度煮出したら、ヤカンのフタをしめた状態で10分程度置いておきます。
煮出した麦茶を冷やす方法は?
煮出したあと、麦茶のティーバッグをずっと入れっぱなしにすると苦味が出てしまう上に雑菌も繁殖しやすくなります。
ティーバッグは10分~20分程度経過したら取り出すようにしましょう。
次に、水を張った桶などにヤカンを浸けて熱をとっていきます。冷やす水に氷や保冷剤を入れれば麦茶を早く冷やすことができます。
麦茶が冷めたら清潔なボトルなどに注ぎ、冷蔵庫に入れましょう。
お湯出しの麦茶をおいしく作るコツ
ヤカンのほか、急須やティーポットを使ってお湯出しの麦茶を作るのもおすすめです。
ヤカンや急須、ティーポットにティーバッグを入れてからお湯を注ぎましょう。
この状態でフタをしめて1時間程度蒸らします。あとはボトルなどに麦茶を移し、熱がとれたら冷蔵庫に冷やせばOKです。
市販の麦茶をさらにおいしくする裏ワザ
美味しい麦茶の条件は「香ばしさ」にあります。
より香ばしい麦茶を作るために、煮出した麦茶にインスタントコーヒーを1つまみ入れるという裏技もありますよ。
たったこれだけで、いつもの麦茶もぐっと奥深い味わいになります。
味わいを変えるのが不安な方は、少量ずつ入れながら試してみてくださいね。
大麦から麦茶を作ってみよう
よりおいしい麦茶を楽しみたい方は、大麦を購入して麦茶を作ってみてはいかがでしょうか。
まずは大麦をしっかりと洗い、新聞紙やザルの上に広げて乾燥させます。
しっかり乾燥させた麦をフライパンに移し、弱火で約10分かけてじっくりと炒っていきましょう。
焦がさないようにヘラなどで混ぜながら炒っていけば、色が濃くなり香りも出てきます。
続いて、炒った大麦30gに対し水1リットルの割合で約10分煮立て、麦茶を作ります。最後に麦茶を目の細かい布などで濾して大麦を取り除き、冷めたら冷蔵庫で冷やしましょう。
炒りたての大麦で作る麦茶は香りも香ばしく格別なので、ぜひ試してみてくださいね。
夏の熱中症対策としても活躍してくれる麦茶は、せっかくならおいしくいただきたいものですよね。
ほんの少し手間をかけるだけで、麦茶の味わいは劇的に変わるものです。
ご紹介した作り方を参考にして、夏の冷蔵庫においしい麦茶を常備してみてくださいね。