夏場は洗濯物が日焼けする? 大切な衣服の色褪せを防ぐ方法をチェック
夏場は肌の日焼けを防ぐために万全の紫外線対策をする方が多いと思います。
実は、日差しが強い日には人間の肌だけでなく、屋外に干した洗濯物も日焼けしてしまうのです。
夏場には強い日差しで洗濯物が乾きやすい者ですが、洗濯物の色褪せを防ぐためにも干し方に十分注意したいものですね。
ここでは洗濯物が日焼けする理由や、色褪せを防ぐための干し方のポイントをご紹介いたします。
夏は洗濯物が痛みやすい! 原因は?
夏場の直射日光が当たる場所に洗濯物を干し続けると、日焼けによる色褪せが起きることがあります。
濃い色の洗濯物の色落ちや、シルクやウール素材の衣類の傷みに困らされた経験をもつ方もいるのではないでしょうか。
人の肌が日焼けするのと同じように、洗濯物も紫外線の影響で日焼けしてしまうものです。
紫外線には殺菌効果があり、陽光の下に洗濯物を干せば雑菌の繁殖を防ぐことができます。しかし紫外線には衣類に含まれる成分を分離させる働きもあるのです。紫外線によって衣類の成分が化学変化を起こすと、色褪せや傷みが起こりやすくなります。
また、夏場特有の汗ジミが原因で衣服の色褪せが起きるケースもあります。
洗濯物の日焼けを防ぐための干し方は?
大切な衣服を長持ちさせるためにも、日焼けはできるだけ防ぎたいものですよね。
しかし、洗濯物がカラッと乾きやすい夏の時期に部屋干しをするのもためらわれるものです。
夏場の洗濯物は、日差しに当てずに陰干しをするとよいでしょう。
軒下など、直射日光が当たらない場所に洗濯物を干すようにしたいですね。
夏場は風が通りやすいので、直射日光を当てなくても短時間で洗濯物を乾かすことができます。
日焼けをガードするアイテムを使おう
南向きのベランダなど、どうしても直射日光が当たる場所に洗濯物を干さなければならないときもあると思います。
こういった場所には日除け用のシェードやオーニングを設置するのも効果的ですよ。
また、衣類に洗濯物保護カバーを掛けたり、ランドリーテントを設置したりする方法もあります。
こういったアイテムを用意しておけば春に花粉や黄砂を防ぐこともできますし、雨の日には雨よけにもなるのでとても便利です。
洗濯物を裏返して干すという方法も
夏場の洗濯物の日焼けを少しでも防ぐために、衣服を裏返しにして干してみましょう。
こうすれば衣服の表面に直射日光が当たりにくくなり、表側の日焼けを軽減することができます。
あらかじめ家族全員に対して「衣服を裏返して脱いで」と伝えておけば、すぐに洗濯ができて便利ですね。
洗濯物を屋外に長時間干すのは避け、乾いたらすぐに取り込み、表側に戻しながら片付けていきましょう。
夏場の日差しはとても強いため、少し油断しただけでも洗濯物が日焼けして台無しになってしまうことがあります。
日差しが強い日には洗濯物を直射日光に当てないよう心がけたいですね。
日陰干しをしたり衣服を裏返して日焼けを防いだりとさまざまな工夫をして、大切な衣服を長持ちさせましょう。