「革製のソファ」はどうお手入れすべき? セルフでのメンテナンス方法
革製のソファは高級感があり、お部屋に置くだけでラグジュアリーなイメージを演出できます。
しかし「革製ソファを自分でお手入れをすると、革本来の風合いが損なわれそう」とためらってしまう方もいるのではないでしょうか。
大切なソファを長く使うためにも、革の正しいお手入れの方法を知っておきたいですね。
そこで今回は、自分でできる革製ソファのお手入れ方法をご紹介いたします。
革製のソファは劣化することもある
革製品を使っていて、色あせやヒビ割れといったトラブルに悩まされた経験はありませんか?
革というのはとてもデリケートな素材で、革に水分が付着するとシミになったり、収縮を起こしてシワや型崩れが起きたりします。高温多湿の空間に置けばカビが生えることがありますし、逆に乾燥した場所に置くとヒビ割れてしまうこともあるのです。また、直射日光に当たると紫外線ダメージによって色あせてしまいます。
革のソファを長持ちさせるためには、きちんとお手入れをして正しく取り扱うことが大切です。
革ソファは最初に保護クリームでお手入れを
革のソファを購入したら、使用前にお手入れをしておきましょう。まずは固く絞った布で全体を拭き上げます。
その後、革製品用の保護クリームをソファの目立たない場所につけて色落ちしないかをチェックし、問題がなければソファ全体に塗っていきましょう。
はじめにこの手順を踏んでおくだけで、革のソファが長持ちしやすくなりますよ。
革のソファを拭き上げてきれいにしよう
革のソファのお手入れをするときにはまず、表面のゴミやホコリを掃除機で軽く吸い取っていきましょう。
掃除機をかけるときには、先端にブラシのアタッチメントを使うのがおすすめです。
次に、固く絞った布でソファ全体を拭き上げていきます。ソファは使っているうちに汚れや皮脂が付着して汚れてしまうので、月に1回程度は拭き上げをしておきたいですね。もしも革のソファにカビや油分が付着しているときには、重曹を少量の水で溶いて汚れに塗りつけ、軽くこすってから丁寧に拭き上げればきれいになります。
革ソファをピカピカに磨き上げるコツ
革のソファは、レザークリーナーと呼ばれる専用のクリーナーを使ってお手入れしましょう。まずはスポンジにレザークリーナーをつけたら、泡立てながら汚れを落としていき、濡れた布で念入りに拭き取って乾燥させます。
最後に、レザー用の保護クリームをスポンジにつけてムラがでないよう塗っていき、余分な油を拭き取りながら磨いていきましょう。
革のソファはできれば2ヶ月に1回、少なくとも年4回程度はレザークリーナーやクリームでお手入れしておきたいですね。
革製品には、使い込むほどに風合いが増していくという魅力があります。
しかし、間違った取り扱いをすると革表面が傷んでしまうこともあるので十分に気をつけましょう。
革のソファは定期的に掃除して磨き上げるようにすれば、次第に革が馴染んで末永く気持ちよく使うことができますよ。