畳との相性が良いのは？ 雰囲気別和室のカーテン選び

カーテンやカーペットなどの広い面積を占めるファブリックは、部屋の雰囲気作りの土台となります。
引越しや模様替えの際には、まずこの2つのアイテムを決めることからはじめる方が多いのではないでしょうか。

特に悩みがちなのが、和室につけるカーテンです。
和室独特の雰囲気を活かすためには、カーテン選びが非常に重要なポイントとなります。

そこで今回は、引越し・模様替え前に押さえておきたい和室にピッタリなカーテンのタイプをご紹介いたします。

和室のカーテンとして定番なのは、グリーンやブラウンといった落ち着きのあるアースカラーのもの。
畳の色合いとマッチし、上品な和風の部屋に仕上げてくれます。
上品さを残しつつ柄のあるカーテンにしたい場合は、ベースの色と同系色で柄入れされているものを選ぶのがおすすめです。

なるべく多くの光を取り込みたい場合は、明るい色を選ぶことで、カーテンを閉めていても柔らかい光が入ってくるようにすることができます。
ただし、あまりにも日当たりが良すぎる和室の場合、畳を日焼けから守るために遮光カーテンにしておくのが良いでしょう。

明るい雰囲気の和室にしたい場合は、アースカラーの中でも少し派手目なオレンジや臙脂（えんじ）といった色のカーテンにするのがおすすめ。
大きめの柄が入ったものを選べば、レトロモダンな雰囲気をさらに引き立ててくれますよ。

ただし、あまりにも派手すぎると部屋に圧迫感を与えてしまうため、どういった目的で使用する部屋なのかも併せて考えてくことが大切です。
多くの人が集めるリビングや寝室など、長い時間を過ごす部屋では、あまり派手すぎない、リラックスできる色のカーテンを選ぶようにしましょう。

障子風のスクリーンカーテンや木製のブラインドは、和室らしさをさらに引き出してくれます。
木製・竹製のブラインドなら昨今流行りの和モダンな部屋に、障子風のレースカーテンなら、柔らかい光を取り込む居心地の良い部屋へと仕上げてくれますよ。
本物の障子はメンテナンスに手がかかってしまうため、障子風の不織布が使われたカーテンを選ぶのがおすすめです。


いかがでしたか？
引越し・模様替え前に押さえておきたい和室にピッタリなカーテンのタイプをご紹介いたしました。
畳やふすまといった和の要素が多い和室は、できることならその良さを生かした部屋にしたいもの。
夏の間はすだれをかけて日差しを防ぐのも良いですね。
和室にピッタリなカーテンで、居心地の良い空間を作り上げていきましょう。