掃除の効率がアップする掃除機のかけ方とは?

掃除の効率がアップする掃除機のかけ方とは?

日常的に使う身近な掃除道具の「掃除機」ですが、あなたは普段掃除機を効率よくかけられていますか?
いつもの掃除機のかけ方を変えるだけで、掃除にかかる時間が短縮し、掃除が楽になります。
今回は、掃除の効率がアップする掃除機のかけ方をご紹介します!

掃除機をかける際に邪魔になりそうなものを移動させる

室内の小物や移動できる小さな家具類は移動させ、掃除機をかけるスペースを空けておけば、障害物をよけることなく一気に掃除機をかけられます。
加湿器や照明などの家電類も、床に置いている場合はテーブルの上に乗せるなど片付けておいた方が良いでしょう。

また、リビングや子供部屋はカーペットをあらかじめ避けておき、フローリングと分けて掃除機をかけるのも時短のコツ。
モードを切り替える手間も一度に減り、より効率的ですよ。

ゆっくり力を入れずにノズルを動かす

早く掃除を終えようとすると、ついつい掃除機を雑に素早く動かしてしまいがち。

しかし、ノズルを早く動かしても床に接触している時間が少ない分、一度にゴミがきちんと吸い込むことが出来なくなってしまいます。
ノズルを動かすときは、力を入れて動かすのではなく、力を抜いてゆっくり動かして下さい。

ゴミの吸い込みも良くなり、床の負担も減るので傷が付いてしまうリスクも減りますよ。
一往復5秒を目安にすると良いでしょう。

ノズルは身長の半分の長さ分を動かす

ノズルを動かす時は、大きく幅を取らずに身長の半分の長さ分だけ動かすようにしてください。
無理に腕を伸ばして掃除機をかけても、掃除機のノズルの先が地面と平行にならず浮いてしまい、ゴミがうまく吸い取れません。

また、腰や腕にも負担が掛かってしまうため、すぐに疲れてしまいます。
自分が動かしやすい範囲でノズルを動かし、少し遠いと感じたらすぐに移動しましょう。

場所によりノズルを変える

一般的に掃除機のノズルはT字、細口、ブラシの三種類あります。
T字ノズルでは、角のホコリやゴミ等は吸い込みにくいです。

付け替えるのが手間だとついついT字のノズルだけで掃除をしたくなってしまいますが、場所によってノズルを変えた方が格段に作業効率は上がります。
部屋の角や隅の方は細口ノズル、畳は細口ノズル・ブラシノズルが使いやすいです。
また、家電や家具の上のホコリは、ブラシノズルで取ることもできます。

目地があるところもブラシノズルを使い目地に沿って掃除機をかけましょう。

掃除機をかける方向も大事!

掃除機をかける方向は、絨毯か、フローリング・畳かで異なります。
 
・フローリング・畳の場合
一方向にかけていく。
また、部屋の隅にホコリやゴミが溜まりやすいため確認して下さい。
無造作に掃除機を動かすと、素材が痛む原因になるので注意しましょう。

・絨毯の場合
一方向にかけてから、垂直にかけていく。
人がよく通る場所に溜まりやすいため、ベッドの周りやイスの周りなどをチェックしましょう。

掃除の効率がアップする掃除機のかけ方とは?

効率を考えずに掃除機をかけていたと言う人は、今一度見直してみてください。
より掃除しやすい環境、適材適所を守ることで、いつもの掃除機かけがより簡単で時間のかからないものになるはずですよ。