知っておけば失敗しない!部屋探しのポイント
進学、就職、単身赴任…
どんな理由であれ、一人暮らしをするとなれば最初に考えるのは「部屋探し」のことですよね。
少なくとも数年はそこで生活するわけですから、部屋探しは絶対に失敗したくないものです。
そこで今回は、失敗しない部屋探しのポイントについてお話します。
最優先で考えたい条件はこの3つ!
自分に合った物件を探すためには、自分の希望条件を明確にすることが大切です。
とはいえ、理想とする部屋の条件を並べ始めたらきりがありませんよね。
その中でも、まず最優先で考えて欲しいのはこの3項目です。
- 家賃
理想の部屋に住めたとしても、家賃が自分の経済状況と釣り合っていなければ生活の負担になってしまいます。
目安としては、手取り月収の3分の1ほどが理想です。 - 間取り
料理を頻繁にするという人にとっては、キッチンのスペースが広くとられていた方が便利ですよね。
また、ワンルームだと料理をする度に臭いが居室全体に広がるので、キッチンが区切られた1Kなどの方が良いという声も。
このように、自分のライフスタイルに合う間取りを考えることが大切です。 - 場所
通勤・通学に無理が出ない範囲で部屋を探しましょう。
○○線沿い、□□駅から徒歩15分圏内、といった具体的な条件を設定しておけば部屋探しもスムーズになります。
周りの治安や商業施設の有無などもしっかりチェックしましょう。
「内見」が部屋探しの成功率を上げる!
自分の希望に合う部屋が見つかれば、次はいよいよ「内見」です。
内見は書類ではわからないことを自分の目で確認できる貴重な機会です。
なんとなく部屋の中を見て帰るなんてことのないように注意しましょう。
- 壁をたたいて防音チェック
その部屋の防音性を知りたい時は、壁をかるくノックしてみましょう。
響くような音を感じた場合は防音性が高くない可能性があります。 - 部屋の窓は全部開けてみる
内見の間は全部の窓を一度開けさせてもらいましょう。
第一に風通しがいいかをチェックします。
また、外の音の聞こえ方が窓の開け閉めでどのくらい変わるかで防音性も把握できます。 - コンセントの位置、数を見る
携帯電話の充電やテレビの電源など、生活において電化製品は欠かせません。
そのためコンセントの数が少ない部屋は生活しにくい可能性があります。
コンセントの位置は家具の配置にも関係するので、しっかり把握しておきましょう。 - 水回りを見れば部屋の質がわかる
洗面台の蛇口やシャワーは必ず確認するべきです。
水の出が悪かったり、排水が遅いようであれば住んだ後に水回りのトラブルが多い可能性があります。
リノベーション物件などは特に注意が必要です。
また、入った直後の部屋の空気はしっかり覚えておきましょう。
異臭がする部屋は、見えない部分が弱っている可能性が高いのです。
内見の際にこうした細部までしっかり確認しておくことで、住んでから後悔するような事態を避けることができます。