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auのAndroid搭載タブレット “MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M”の魅力に迫る

●iPad 2だけじゃない! auタブレットXOOMの魅力

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 今回紹介する“MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M”はタブレット型端末向けに開発されたAndroid OS 3.x“Honeycomb”を搭載した初めての端末だ。Honeycombはタブレット型端末が持つ高い処理能力を最大限に活かせるように調整された初めてのAndroid OSで、XOOMを触ってみるとこれまでのAndroid端末では感じることのできない、動作の軽さ、マルチメディア系の処理能力の高さが際立っているのが感じられる。

●ハードウェアボタンがほとんど無いXOOMのハード面を見てみよう

 まずはハード面のスペックから見ていこう。ディスプレイは1280×800ピクセルのHD対応10.1インチTFT液晶を採用している。視野角が非常に広く、横からのぞき込んでも画面をハッキリ認識できる。多人数で見ることも多いタブレット型端末なので、この配慮はうれしいところだ。

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▲視野角の非常に広い、10.1インチ液晶。高視野角のTFT液晶を採用しているので、動画などもあまり残像感を感じること無く視聴することができる。撮影したビデオをみんなでワイワイ観るなんて使い方もお手のものだ。

 次にCPUはNVIDIAのTegra 2 1GHz デュアルコアを採用している。タブレット端末でデュアルコアCPUというと、ごく一般的だがマルチメディアや3Dの処理に強いTegra 2を採用しているというのがミソ。ゲームや720Pの動画もスムーズに再生できるのはうれしいところだ。

 カメラは背面が500万画素のLEDフラッシュ付き、背面が200万画素となる。カメラの撮影素子自体は一般的な性能だが、タブレット端末機では珍しくフラッシュ付きというところが気が効いている点だ。

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▲背面の500万画素カメラ部分。発光素子が2つ付いたLEDフラッシュが装備されている。カメラ機能が付いていれば暗いところで使うところもあるわけで、そういう時にこのLEDフラッシュが効いてくる。

 もちろん、動画撮影にも対応している。撮影可能解像度は1280×720サイズのHD動画に対応している。面白いのはこの動画機能に、低速度撮影機能が付いていること。1秒~10秒までの間隔でシャッターを切り動画にしてくれる。低速度撮影をすると早回し風の動画になるので、XOOM一台を持ち出してムービー作品を作るなんてことも可能だったりする。

 最後に筐体自体だが、大きさは約249(W) × 167(H) × 12.9(D)ミリメートル。iPad 2の241.2(W) × 185.7(H) × 8.8と比べると短辺が若干短く、厚さは初代iPadと同じぐらいという間隔だろうか。重量は約700グラムとなっており、iPadより若干重たい感じだ。ただ、その差はたった100グラムであり、実用上はそこまで重いという印象は受けない。

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iPad 2との比較写真。やはりiPad 2の薄さが際立つ感じにはなってしまうが、むしろ短辺が短くなっていることにより若干コンパクトになり、持ちやすくなった印象だ。

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▲XOOMを正面から見ると本当にボタンが無い。ハードウェアボタンというと背面にある電源ボタンと側面の音量調整ボタンだけだ。電源ボタンが背面にあるのが若干驚かされる。電源ボタンの位置自体はXOOMを持ったときに指が来るポジションに配置されているのだが、この位置に電源ボタンというのは新しい感覚だ。

 ちなみに、XOOMのOSは現在最新の3.1になってマスストレージに対応している。そのためXOOMへ動画や音楽、写真といったファイルを移す場合はWindows環境ならケーブル1本でそのままファイルを移せばOK。Macの場合は『Android File Transfer』というソフトが用意されているのでコレを使おう。

●標準のアプリだけでも十分使える! Google関連アプリの充実度は流石の一言

 ではつぎにソフトウェア面だ。XOOMではOSが新しくなったことにより、これまでおなじみだった画面が大きく変わった。もっとも大きいのは、その高い処理能力を活かしてデスクトップ画面が3Dになったという点だ。3Dになったから使い勝手が変わったかと言われると苦しいところがあるが、画面がヌルヌル動くのでいじっているだけでも楽しい。

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▲これまで横にスライドするだけだったデスクトップ画面の切り替えは、3.xでキューブ状に回転するようになった。いや、ただそれだけなんですけどこういうところのフィーリングって大事ですよ。

 まずは基本的な使い方だが、Android端末おなじみのホームボタンや戻るボタンは画面左下にソフトウェアキーとして用意されている。メニューボタンは各アプリ別に位置が違ってくるが、右上に配置されていることが多い。また、AndroidでGmailの新着メールなどの更新情報を知らせてくれるステータスバーはこれまでのAndroid OS 2.xシリーズと違って画面下に配置されている。3.xに変わってこれまでのお作法が若干変わっているが、30分ほどいじってみるとすぐに慣れるだろう。

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 デスクトップ画面。画面が広くなったことにより、これまで以上にウィジェットを効果的に使えるようになってきた。すぐ確認したいメールや、再生中の音楽情報なんてのはウィジェットにして置いておくのがいいだろう。おなじみの戻るボタン、ホームボタン、アプリ切り替えボタンは左下には位置。下から支える持ち方をしてると結構暴発するので、膝やデスクにXOOMの下端を載せて上の部分を持って使うようにしよう。また、アプリ切り替えはこれまでのAndroid OS 2.xではホームボタンの長押しや専用アプリで切り替えるていたが、今回はアプリ切り替え用の専用ボタンが追加された。

 そして、注目したいのがGmailをはじめとしたGoogleアプリが3.xになって非常に使いやすくなったという点だ。これは画面を見てもらったほうが早いだろう。

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▲Gmailの画面。受信トレイ→各メール詳細画面と横スライド式に表示されるようになった。タブレット端末ということで表示領域が広くなったため、メールの確認や返信が非常にしやすくなった。新着メールも画面下部のステータスエリアに表示されるので、常時XOOMを持ち歩いて仕事用の端末として使うことも十二分に可能だ。

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▲カレンダーの画面。これも広くなった表示領域の恩恵を受け、右側にカレンダーを出しつつ、各週や日毎の予定にアクセスしやすくなった。これで本格的に手帳としてAndroidを使用しても良さそうな印象だ。

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▲Googleマップの画面。XOOMはGPSを内蔵しており、現在いる位置を正確に把握してくれるほか、ナビとしても使用することも可能だ。また、高い処理能力と広い表示領域を持ったことによって、Wi-Fiルーターさえ持っておけば、地図を確認したい時にスパッと確認できる。また、現在地周辺のレストランやカフェといったスポット情報も、驚くべきスピードでサクサク表示される。

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▲YouTubeの画面。トップ画面は3D表示機能を活かして各動画のサムネイルがズラッと表示される。また、表示領域を活かして再生画面にも関連動画などを1画面内でズラッと表示されるなど、情報を一覧するというところに心を砕いているのを感じる。もちろんHD動画も再生可能だ。

 使ってみて思ったのは、Android OS 3.xになって“整理された大量の情報にスムーズにアクセスする”というGoogleが目指すクラウドコンピューティングの使いかたがやっと実現したなという点だ。高速なマルチメディア処理能力、広い表示領域、高速な無線回線が合わさったとき、ここまで使ってみて便利な端末になるとは思いもしなかった。今回は基本標準機能のみを解説したが、これでAndroid Marketから優れたアプリを導入していけば、離れがたい端末になることは間違いなしだ。店頭でもいいからぜひ一度XOOMに触れてみて、その魅力を感じてみて欲しい。(戸塚直太郎)





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