| アマゾンのAndroidタブレットは秋にも発売・Kindleの新型も2機種? | 2011/07/15 |
アマゾンが Kindleとは別に開発しているAndroidタブレットについて、Wall Street Journal が中間報告的な記事を載せています。アップルやGoogle との競争を柱に「詳しい筋」の証言をまぶしてアナリストのひと言分析で締めた軽めの内容で、アマゾンからのコメントも含まれていませんが、タブレットについての部分を抜き出せば:
- Amazonタブレットの最初のモデルは今年の10月までに、二代目モデルは来年登場する。
- 初代の設計はアマゾンではなくアジアの企業。
- 初代の画面は9インチ前後。プラットフォームはAndroid。カメラはない。
- 二代目モデルは設計からAmazonが手がける。
といったところ。それほど目新しい情報はありませんが、以前のうわさでは「年内」「ホリデーシーズン」にも発売だったところがこちらのソースでは「秋までに」となっています。Amazonはタブレットを自社の書籍・映像・音楽・アプリ販売サービスとより緊密に統合するため、Androidになんらかのカスタマイズを施すのではないかとの説もありますが、そちらについては特に新情報なし。自社ストアの利益向上を見込んで強気の価格で売ることもできるだろう、との観測に留まっています。
最初に登場するAmazonタブレットが他社製のありものになる点はこれまでの情報と一致していますが (「サムスン製で7インチ」説など)、来年の二代目がAmazon独自設計になるとしているのは新しい点。AmazonのベゾスCEOは独自タブレットについて「stay tuned」と思わせぶりな態度を保ちつつ、あくまで一般論として、カラー電子ペーパーディスプレイはまだ発展途上で主流にはならないが、実用化できればすばらしい製品が作れるだろう、と発言していました。初代のAmazonタブレットも、価格やサービスの点で iPad以外陣営でも抜きん出た存在になるポテンシャルを備えていますが、来年以降の次世代モデルにはやくも期待してしまう情報です。
また読書端末 Kindleの新製品についても、Androidタブレットとの住み分けと関連して「詳しい筋」情報がありました。カラーではないKindleの新機種は今年のQ3に2モデルが登場し、ひとつはタッチスクリーンになるという内容。ベゾスCEOも繰り返しているとおり、Kindleは読書専用機のままちゃんと継続するようです。
なお、アップルが米国で申し立てていた、「アマゾンの" Amazon Appstore for Android " はアップルの AppStore の商標権などを侵害しているから、とりいそぎ使用差し止め命令出してください」は連邦地裁によって却下されています。ただし予備的な差し止め命令の申し立てが却下されただけなので、今後の展開によってはどうなるか分かりません。
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