寒くなる? 暑くなる? 冬から春夏への衣替えのポイントとは

寒くなる? 暑くなる? 冬から春夏への衣替えのポイントとは
春めいた暖かい日が続いたかと思えば、冬の名残を感じさせる寒い日がやってくるなど、春先の気温は日によって大きく変化します。
そんな不安定な気温に困ってしまうのが、日々の服選びや衣替えのタイミングです。
万が一衣替えのタイミングを間違えれば、せっかくしまった冬物をあまりの寒さに再び引っ張り出す……なんて面倒な思いをすることに。
そこで今回は、春夏に向けての衣替えをスムーズに行うためのポイントをご紹介します。

3回に分けて衣替えする

暑い夏と寒い冬に比べると、春はあまり気温が安定しない季節。そのため、少しずつ上昇していく気温に合わせて、3回に分けて衣替えを行うのがおすすめです。
冬物から春物へ一気に替えるのではなく、冬から春夏にかけて少しずつ衣類を入れ替えていくイメージで行うのが良いでしょう。
3回の衣替えを行うのに適したタイミングと、入れ替えておきたい衣類は以下の通りです。

■1回目 3~4月ごろ

・厚手のコートやダウンジャケットをしまい、スプリングコートを出す
・冬用のセーターなどをしまい、一部の春服と入れ替える
・冬靴をしまう

気温が15℃を越える日が増えてきたら、1回目の衣替えの時期。
厚手のコートは不要になるものの、朝や夜が冷え込むことも少なくありません。寒さが戻った日のことを考え、カーディガンなどの羽織り物や薄手のニットは残しておいた方が良いでしょう。

■2回目 4~5月ごろ

・残しておいた冬服をしまい、春服を全て出す

15℃~20℃前後の気温が続きはじめたら、2回目の衣替えです。
暑さを感じる日はありますが、夜は若干の肌寒さを感じることも。春服と合わせて使う薄手の羽織り物を残しておきましょう。

■3回目 5~6月ごろ

・一部の春服をしまい、夏服と入れ替える

気温が20℃を超える日が続くようになったら、3回目の衣替えです。
生地が厚めで長袖の春服はしまい、夏服を出しておきましょう。梅雨寒に備えて一部の春服は残し、夏服と組み合わせて温度の調整ができるようにしておくのがポイントです。

寒くなる? 暑くなる? 冬から春夏への衣替えのポイントとは

いかがでしたか?
冬から春夏にかけての衣替えを失敗しないためのポイントをご紹介しました。
出番がなくなった服は、種類やお気に入り度合などで分け、わかりやすいように保管しておきましょう。季節の変わり目に使える服は、出しやすい位置に収納しておくと急な気温の変化に役立ちますよ。また、1シーズン着用しなかった服は思い切って捨ててしまうのも衣替えの際のポイントです。
季節や気温に合った衣類を身につけられるよう、タイミングを見計らって上手に衣替えを行いましょう。