意外と汚れやすいトイレの手洗い器! 清潔に保つための掃除方法とは?
トイレタンクと一体型になっている手洗い器は、放置しているとどんどん汚れてしまいます。ついつい掃除をサボってしまい、手洗い器に水アカや黒ずみができてしまっているという場合もあるかもしれません。
トイレを清潔に保つためにも、手洗い器はこまめに掃除しておきましょう。今回は、トイレの手洗い器をきれいにする掃除方法をご紹介いたします。
トイレの手洗い器掃除に役立つアイテムとは?
まずは、トイレの手洗い器をきれいにするために使える掃除道具を揃えましょう。
しつこい水アカ汚れは陶器用のスポンジで落とせます。茶色っぽい水垢にはお酢が、手を洗ったときにつく皮脂汚れにはクエン酸重曹が効果的です。
トイレの手洗い器から流れる水は、そのままトイレタンクに流れ込みます。酸性洗剤がトイレタンクに流れると、内側のプラスチック部品や金属部品が傷んでしまう可能性があります。トイレ掃除に使われるサンポールなどの酸性洗剤は、手洗い器掃除には使用しないよう気をつけましょう。
手洗い器を清潔に保つデイリーケア
トイレの手洗い器にホコリが溜まっているときには、トイレットペーパーやふきんを使ってきれいに拭き取っておきましょう。
少しのホコリならと放置すると、どんどん汚れが蓄積し、手洗い器の陶器のツヤも損なわれてしまうので注意が必要です。汚れに気づいたときにサッと拭き上げる習慣をつけておけば、汚れの蓄積を防いで清潔な状態をキープできます。
手洗い器にこびりついた汚れの掃除方法
茶色っぽく汚れがこびりついているときには、お酢やクエン酸、重曹を使って掃除するとよいでしょう。
手洗い器全体にキッチンペーパーをかぶせ、お酢を染み込ませて湿布のように貼りつけます。皮脂汚れがあるのなら、クエン酸か重曹を水で溶いてキッチンペーパーにひたすとよいでしょう。
これを2~3時間程度放置して浸透させたら、キッチンペーパーでそのまま汚れを擦り落としていきます。最後に水を流して汚れを落とせば、手洗い器がスッキリときれいになります。
手洗い器の汚れが落ちないときの対処法
手洗い器にこびりついたしつこい汚れには、陶器用スポンジや水垢落としスティックと呼ばれる天然の軽石が使えます。
水垢落としスティックは軽石でありながら、水をつけることで陶器よりも柔らかくなるという特性があります。そのため、こすり掃除をしても陶器にほとんどキズをつけることがありません。
スポンジや軽石を使い、汚れを消しゴムで消すような感覚でこすり、最後に水を流してきれいにしていきましょう。
手洗い器の汚れがそれほどひどくなければ、スポンジでこするだけでも十分に落とせます。汚れがひどいときには、お酢やクエン酸、重曹、陶器用スポンジなどを使ってきれいに掃除していきましょう。
トイレの手洗い器をピカピカに掃除しておけば、いつでも気持ちよくトイレを使えるようになります。