洗ったはずの洗濯物に白い汚れが! 洗濯物が白くなる原因と対策法
洗濯物を干した後、黒色や紺色などの洋服に白い汚れが付いていたという経験はないでしょうか?
せっかく洗濯をして乾き、クローゼットへしまう段階になって、また洗濯機へ入れなくてはならいと、がっかりしてしまいます。
そんなことが再び起きないよう、今回はその白い汚れの正体は何か、洗濯物が白くなる原因と対策について、ご紹介したいと思います。
洗った後の洗濯物の白い汚れの正体は?
洗った後の洗濯物の白い汚れの正体は、2種類あります。
一つは、タオルなどから出る細かい「糸の繊維」、もう一つは「洗剤残り」です。
洗濯物が乾いた状態で、はたいて白い汚れが落ちるようなら、糸の繊維である可能性が高く、はたいても落ちないようなら、洗剤残りだと考えられます。
糸の繊維の場合は、はたいたりエチケットブラシを使って落とすことができますが、石鹸カスの場合は、残念ながらもう一度洗濯をすることで、水に溶かして落とす必要があります。
洗濯物が白くなる現象への対策
白い汚れの正体が「糸の繊維」の場合の対策
白い汚れの正体が糸の繊維の場合は、まずは洗濯機の糸くずフィルターにゴミが溜まっていないかを確認しましょう。
溜まっていたら取り除き、洗濯中に出た糸の繊維をしっかりとフィルターで取り除けるようにしておきます。
また、黒色や紺色の洋服を洗う際は、目の細かい洗濯ネットに入れることで、糸の繊維が付着しにくくなります。
あらかじめ、タオルなど糸の繊維が出やすいものと別で洗う方法もおすすめです。
白い汚れの正体が「洗剤」の場合の対策
洗濯物に洗剤が残るおもな原因は、①洗剤の入れすぎ、②すすぎが足りない、③洗剤が溶けていない、の3つです。
特に粉末洗剤の場合は、洗剤を適量以上に入れていたり、すすぎの回数が足りないとすすぎがしっかりとできずに洗濯物に残ってしまいがちです。
洗剤は適量を入れ、すすぎを1回にしている場合は2回へ変更してみましょう。注水すすぎを行うのも効果的です。
また、洗剤を洗剤投入口へ入れずに直接洗濯槽に入れてしまうことでも、洗濯物に洗剤が浸み込み、洗剤が溶けずに残ってしまうことがあります。
洗剤は、必ず洗剤投入口や専用の洗剤ケースへ入れるようにしましょう。
冬など水温が低い時期は、洗剤が溶けにくくなります。特に粉末洗剤の場合は、ぬるま湯でよく溶かしてから投入口に入れるとよいでしょう。
洗った後の洗濯物が白くなる原因と対策について、紹介いたしました。
上記の対策方法でも、まだ洗濯物が白くなってしまうのであれば、洗濯槽の裏側が汚れているのかもしれません。久しく洗濯槽の汚れ落としをしていないのであれば、洗濯槽のクリーニングを行うようにしましょう。