炊飯器は一人暮らしに必要? 適切なサイズとは?


炊飯器は一人暮らしに必要? 適切なサイズとは?


一人暮らしを始める際に「炊飯器って必要?」と悩む方は案外多いようです。今回の記事では、一人暮らしに炊飯器が必要なのかを解説するとともに、一人暮らしに最適なサイズの炊飯器についてもご紹介します。

そもそも、一人暮らしに炊飯器は必要?

「炊飯器」に関しては、自炊派か外食派か、はたまたコンビニで買って帰るのか……というふうに、食事の取り方によって必要度がそれぞれ違います。そのため、購入を迷う方も珍しくありません。

結論から申し上げると、炊飯器はぜひ購入すべきだといえます。その理由は、食費節約の強い味方になるからです。
毎食外食やコンビニで食事を調達していると、食費がかなりかかりますし、栄養の偏りも気になります。
家の炊飯器でご飯さえ用意できれば、コンビニやお弁当屋さんでおかずだけや汁ものを購入すればよいため、食費がかなり抑えられます。さらに、栄養バランスもよくなるでしょう。

炊飯器のメリットはそれだけではありません。帰宅に合わせてご飯が炊き上がるようにタイマーを設定しておけば、帰宅後すぐに炊き立てのご飯が食べられます。
温かいご飯をほおばる瞬間は、幸せな気持ちになるものです。「自炊ができないから、炊飯器は不要」と思わず、購入することをおすすめします。

一人暮らし用に炊飯器を選ぶなら、どのサイズがベスト?

炊飯器にはさまざまなサイズがありますが、一人暮らしにはどのぐらいのサイズの炊飯器がよいのでしょうか?
主な炊飯器のサイズをご紹介します。

1.5合炊き

小さくコンパクトなサイズの1.5合炊き炊飯器は、場所を取らないことと炊飯時間が短いのが長所です。
ただし、最大でも1~2食分のご飯しか炊けないので、食事のたびにご飯を炊く手間が苦にならない人向けでしょう。

3合(3.5合)炊き

一般的に3合炊きと呼ばれるサイズの炊飯器は、最大3.5合までのご飯を炊けるようになっています。
まとめてご飯を炊いて冷凍保存したいときなどは3合で、1食分だけ炊きたいときは1合で……というふうに、臨機応変に炊飯量を変えられるので、使い勝手が良いサイズだといえるでしょう。

5合(5.5合)炊き

5合炊き炊飯器は、3~4人家族にちょうど良いサイズです。
炊飯釜が大きい分製品のサイズも大きいため、一人暮らしには少し大きいかもしれません。

8合~1升炊き

8合~1升炊きのサイズの炊飯器は、大人数の家族向けですので、一人暮らしにはおすすめできません。
一度に炊けるご飯の量が多すぎますし、炊飯器が大きすぎて置き場所に困る可能性が高いでしょう。

このようにさまざまなサイズがある炊飯器ですが、一人暮らしの方におすすめなのは「3合炊き」です。3合炊きより小さいと少量しか炊けませんし、大きい炊飯器では置き場所に困ります。
また、3合炊きの炊飯器には、よりご飯がおいしく炊けるIH式・圧力IH式等の高性能な製品も多く揃っています。炊きあがるご飯の量や置き場所、ご飯の美味しさを考慮すると3合炊きがベストでしょう。

炊飯器で便利に! 炊きたてのご飯を楽しもう


 
日本人のソウルフードともいえる白米。白いご飯がおいしいと、どんなおかずでも美味しく感じられるものです。
一人暮らしの際には、ぜひ炊飯器の購入を検討してみてくださいね。

また、「一人暮らしだからそこまでお米を炊かないかも……」という方は、調理機能付きの炊飯器を買うのもおすすめです。材料と調味料を入れてボタンを押せば煮込み料理や蒸し料理ができるため、ご飯を炊く以外にも活用できますよ。