効率アップで快適に!加湿器の正しく上手な使い方

加湿器
乾燥が厳しい冬に欠かせない加湿器。

風邪予防や肌の乾燥対策に取り入れている人も多いと思いますが、使い方を間違えていると、せっかくの効果も半減してしまいます。

加湿器を効率よく使うために、正しくて上手な使い方を改めて把握しておきましょう。

【点ける最適なタイミングとは】

温度計

加湿器は冬になったら必ずつける必要がある、という訳ではありません。

冬であっても湿度が高い場合は、使用を控えたほうが良いのです。

加湿器の使い方としてタイミングとしては以下が挙げられます。

まず、暖房をつけた時。
特にエアコンの暖房機能は空気を乾燥させますから、必ず併用してつけるようにしましょう。

灯油ストーブやファンヒーターは水分を放出するため、それほど乾燥しません。
暖房機の種類によっても、加湿器の使い分けが必要になります。

次に、湿度が40%以下になった時。
湿度が40%以下になるとウイルスの生存率が高くなります。
風邪やインフルエンザの感染を防ぐためにも、加湿器を点けるように心がけましょう。

湿度計を設置し、こまめにチェックすることをオススメします。

【ベストな設置場所とは】

加湿器の効率良い使い方には、設置する場所も重要です。

ベストは部屋の中央や、エアコンの風が当たりやすい場所になります。
部屋の隅に置いてしまうと、壁が湿って結露やカビの原因になってしまうので注意しましょう。

また、もともと湿気の多い水場や窓際に置くのは避けましょう。

【加湿のしすぎはNG!】

曇りガラス 窓

いくら乾燥を避けたいからと言って、過度に加湿することはオススメ出来ません。

湿度が80%以上になってしまうと、室内にカビが発生してしまいます。

また窓や壁に結露が起こり、これもまたカビを増殖させる原因となってしまうのです。
40~60%が最適な湿度だと心得ましょう。

【メンテナンスなしで使い続けない】

女性
意外と知らない人が多いのが、加湿器のメンテナンスについてです。
設置後はそのままにしておけばOKだと安易に考えている人が多いようです。

しかし加湿器は水を使うため、長く使用していると機内にカビが発生しやすいのです。

また、水道水に含まれるミネラル分がフィルターに付着してしまう恐れもあります。
継続して利用していく場合は、加湿器のメンテナンスが必要になってきます。

加湿器は種類によって、メンテナンス方法がそれぞれ違います。
説明書はしっかり保管し、定期的にメンテナンス作業を行ってみてください。

タンクやフィルターなどの掃除をすれば、電気代の節約や加湿の効率度アップにも繋がります。

加湿器は大変便利なものですが、使い方を間違えると悪影響が出てしまう恐れもあります。
正しい利用法を把握して、乾燥と縁のない快適な冬を過ごしてくださいね。