| 同じ11n対応PCも通信速度に差が! | 2011/07/14 |
スペック上は高速無線LAN規格「11n」
でも最高通信速度に差が……これってなぜ?
パソコンをインターネットに接続するために、多くの家庭で導入しているWi-Fi(無線LAN)ルーター。新しい無線LAN規格の標準化と、対応製品の普及により、家庭内での通信環境は大きく進歩してきた。ついこの前(といっても5年ほどだが……)、54MbpsのIEEE802.11gが主流だったのに、今は100Mbpsを優に超える11nが当たり前のように使われている。
移行が進んだ背景には、11nが標準規格になる前、ドラフト規格の段階からパソコンに採用されたことが大きい。フレッツ光など、高速化するインターネット通信環境に対応する目的があったのだ。Vistaの後期以降に購入されたパソコンであれば、内蔵する無線LAN規格は11nに対応しているはずだ。パソコンを接続する無線LANルーターも、各製品11nの対応をうたっている。
いつの間にか高速な11nが主流となった無線LAN環境だが、これからパソコンを購入するときに注意したい点がある。それは、パソコンに内蔵する無線LAN機能の性能。とくに送受信時の“最高通信速度”だ。
ノートパソコンのカタログを読むと、無線LAN規格として「IEEE802.11b/g/n準拠」とか、「IEEE802.11a/b/g/n準拠」といった表記がある。前者の11b/g/nとは、ポピュラーな2.4GHz帯を利用した無線LAN規格。後者は、2.4GHz帯のほかに電波干渉に強いとされる5GHz帯も対応していることを示している(図1)。
周波数帯が違うのであれば、まだ分かりやすいのだが、実は同じ11n対応でも利用できる通信速度に“違い”があるのだ。
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