毎日シャワーで済ませてない? 入浴習慣で得られるメリットとは

毎日シャワーで済ませてない? 入浴習慣で得られるメリットとは
バスタイムは、1日の疲れを癒し、身体を清潔にするための大切な時間です。
ですが、1人暮らしをしていると、時間やお金の節約ことを考えてシャワーだけで済ませることが多くなりますよね。
しかし、シャワーだけではなかなか疲れは取れません。今回は、お風呂にじっくりとつかることで得られるメリットや、1人暮らしで実行したいお風呂の節約術をご紹介いたします。

お風呂に入ることで得られるメリット4つ

1人暮らしでは入る機会が少なくなってしまうお風呂ですが、お風呂に入ることで得られるメリットは数多くあります。

■血行改善
お風呂に入ると、全身の毛細血管や血管が広がって血流が良くなります。
普段肩が凝っているという方や、肌トラブルが頻出するという方は血流が良くなることで改善されるかもしれません。

■質の良い睡眠がとれる
人が眠気を感じるのは、いちど上がった体温が徐々に下がっていくとき。
お風呂に入ることで効率良く体温が上がり、布団に入るころには体温が下がってちょうどよく眠たくなるため、質の良い睡眠へと導いてくれます。

■ダイエット効果
半身浴などで汗をかくことがダイエットやデトックスに繋がるのは知られていますが、お風呂に入るだけでも痩せやすい体づくりに繋がります。
体温が上がることでエネルギーの消費に欠かせない「ヘモグロビン」が活性化し、痩せやすい体になるのです。

■シャワーよりも汚れが落ちやすい
シャワーでは体の表面しか温めることができませんが、お風呂に入ることで全身が内側から温まっていきます。
すると全身の毛穴が開き、より汚れがキレイに落ちるように。体臭が気になる方などは、特に湯船につかる習慣をつけるのが良いかもしれませんね。

1人暮らしのお風呂頻度はどのくらい?

1人暮らしをしている方の中で、定期的にお風呂に入るという方の割合は約6割。
暑い夏は週に2回、寒い冬は2日に1回など、時期に合わせてお風呂にお湯をためる頻度を変えているという方も。
定期的にお風呂に入るという方が毎日は入らない理由として、1人暮らしでお風呂にお湯をためることは金銭的な負担になると考えている方が多いようです。

本当にシャワーの方が安い?

一般的には湯船にお湯をためるよりもシャワーの方が光熱費の節約になるとされていますが、場合によってはそうでないことも。
水圧や湯温などで変化しますが、シャワーを20分間使用するとお湯を1回ためるのと同じくらいのガス代になると言われています。
毎日20分近くシャワーを浴びているという人は、時間のあるときはお風呂にお湯をためてみるのも良いかもしれませんね。

節約しつつお風呂に入るためには……

シャワーと違って、お風呂の場合は使用した水が残っているというのがメリットです。
節約のためには、この水をいかに活用するかがポイントとなります。
お風呂に入る日はシャンプーやリンスの際に湯船のお湯を使い、最後にシャワーで流すようにする、洗濯にお風呂の残り湯を使うなど、お湯を張った分、別のところで節水できるよう工夫してみましょう。

毎日シャワーで済ませてない? 入浴習慣で得られるメリットとは

いかがでしたか?
お風呂に入ることで得られるメリットは、今回ご紹介した以外にもまだまだたくさんあります。これまでずっとシャワーだけで過ごしていたという方も、水の使い方を工夫することで節約しながらお風呂に入ってみてくださいね。